CASE
指先のシビレ(手根管症候群)
ご相談いただいた症状
常に親指〜中指にかけて痺れていて、手が動かしにくい状態
整形外科では手根管症候群と診断され手術しましょうと言われたが手術はしたくない
原因
手根管症候群とは、手首にある手根管というトンネル内で正中神経が圧迫されることで、指にしびれや痛みなどの症状を引き起こす病気です。
手根管症候群の原因は特発性で不明な場合が多いですが、手の使い過ぎ、妊娠・出産期や更年期の女性に多くみられます。
今回の方は保育士の方で普段から手をよく使うことが多かった為、腕の筋肉が硬くなり手根管内の内圧が高まり神経が圧迫され
指先のシビレが出ていました。
治療内容
前腕屈筋群のマッサージと超音波治療を行いました。
筋肉は硬くなると肥厚といい少し厚みが増します。
厚みが増した筋肉によって手根管内の内圧が高まっていたので、硬くなった腕の筋肉のマッサージを行いました。
手根管は靭帯でも構成されており、靭帯に対しては超音波治療を行いました。
治療回数/期間
期間は約2ヶ月。
初めは週に2回通院してもらいました。
経過が良くなってきたら徐々に通院頻度を減らしていきました。
最終的には2ヶ月ほどで指先のシビレはなくなり、手術しなくても大丈夫な状態まで改善しました。
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