CASE
右手の痺れ(胸郭出口症候群)
ご相談いただいた症状
何をしていても右手が痺れている状態。
ただお風呂に入った後は、少し手の痺れが落ち着く感じがありました。
原因
胸郭出口症候群といい、原因は、首から肋骨につく斜角筋の筋緊張による神経、血管の圧迫です。
普段からパソコン作業が多く、目の疲れや、姿勢不良から斜角筋に筋緊張が起きてしまい、神経・血管が圧迫され、手の痺れが起きている状態でした。
*胸郭出口症候群は圧迫される部位によって診断名が3種類あります。
⑴斜角筋症候群
⑵肋鎖症候群
⑶小胸筋症候群
今回はその一つの『斜角筋症候群』による手の痺れでした。
治療内容
斜角筋の筋肉の緊張がほぐれるようにマッサージでの施術をしました。
斜角筋の筋緊張がほぐれたとしても、周りの筋肉が硬いと治りも悪く症状が再発することが多いです。
なので、首・肩・背中周りの筋肉も施術したことでより症状は改善しました。
自宅でも改善できるようにセルフケアは、首のストレッチと胸のストレッチを指導しました。
治療回数/期間
治療は週に1回。
治療回数は5回ほどで、手の痺れが改善されました。
今回の方は、日頃からセルフケアをよくやっていただけたので、週に1回の治療でも症状が改善されたと思います。
セルフケアをしない場合も改善は見られますが、その場合は施術の回数を重ねる必要があります。
自宅でセルフケアをしていただく方が通院日数が減るため、セルフケアを行うことを推奨しています。
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