CASE
ばね指
ご相談いただいた症状
朝起きると右手の中指が曲がっていて、逆の手を使わないと戻らない。
指を曲げ伸ばしするとカクカクして引っかかる感じと痛みが出る状態。
原因
原因はばね指です。
ばね指は指を曲げたり伸ばしたりする際に、腱と腱鞘が擦れて炎症を起こすことで発症します。
炎症によって腱鞘が腫れると、腱の通り道が狭くなり腱と腱鞘がぶつかって痛みや引っ掛かりを感じます。
手指の使いすぎ、ホルモンバランスの変化(更年期、出産)、糖尿病やリウマチなどに罹患してる人がなりやすいです。
今回の方は主婦の方で、家事で日常的に手指を使うことが多かったのと、更年期によるホルモンバランスの変化が影響して発症していました。
治療内容
治療内容としては、指を曲げる筋肉のマッサージと超音波治療をやりました。
超音波治療とは、超音波の機械的振動を患部に照射して治療効果を得る理学療法です。
超音波は人間の耳には聞こえないほど高い周波数の音波で、体内の組織を加温、細胞膜の活性化、血行の改善や疼痛の緩和、組織の伸展性の向上、炎症を抑える効果があります。
治療回数/期間
治療期間は2ヶ月。
治療の頻度は週に2回。
今回の方は日常的に手指をよく使われていて、症状が改善していくのに時間がかかりました。
なので週に2回と通院頻度を増やすことで少しずつ改善していきました。
最終的には指を曲げ伸ばししても痛みや引っ掛かりはなく、朝起きた時もさほど気にならないところまで改善しました。
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