首・肩
このようなお悩みはありませんか?
- 肩がこる
- 首を動かすと痛い
- 肩を挙げるのが痛い
- 髪を結ぶ、エプロンを締めるような動作が痛い
- 吊革を掴むのが辛い
このようなお悩みは、
当院の施術での改善実績が多数ございます。
科学的に基づいた治療と丁寧な説明で、
原因の解明をした上で症状を改善に導きます。
種類
首の右側
首の左側
首の前側
首の後側
肩の上側
肩の外側
肩の前側
肩の後側
考えられる原因
【首】
筋疲労によるもの
炎症(筋肉、腱、筋膜)
神経痛(坐骨神経、大腿神経)
□ストレートネック
痛みの場所:首の後側
原因は首の筋肉の緊張です。多くの場合はデスクワークで長時間下を向いて作業をしていることで起きます。ストレートネックが悪いのでなく、ストレートネックになってしまうような筋肉の緊張を解決する必要があります。ストレートネックになってしまうと、そのせいで筋肉がこりやすくなり後頭部の頭痛、偏頭痛を引き起こしやすくなります。
□寝違え
痛みの場所:首
原因は首のセンサーの緊張によるものです。基本的には変な姿勢で寝ても寝違えにはなりません。寝違えになるのは、ちょっと変な姿勢で寝たくらいで痛みが出てしまうほど疲労しセンサーが敏感になっている時です。年末年始などの長期休暇の時にぎっくり腰や寝違えになる人が多いのは、疲労困憊の状態になっているからです。
□むち打ち損傷(交通事故)
痛みの場所:首の後側
原因は強い衝撃です。衝撃によって痛めることで、筋肉は緊張しセンサーもすごく敏感になります。刺激量を調整しながら行えば治療は難しくありませんが、衝撃によって脳・内臓・神経系に影響が及び気持ち悪くなる人もいるので、施術は慎重に行います。
□頚椎椎間板ヘルニア
痛みの場所:首の後側
原因は首の過度な負荷(オーバーユース)。ヘルニアは脱出という意味があり、椎間板から髄核というゲル状の組織が飛び出してしまった状態です。組織が飛び出ることで周りの組織を圧迫してしまい痛みが強く出ます。この圧迫が神経に及ぶと、背中や腕にまで神経痛が発現します。
□頚椎症
痛みの場所:首の後側
原因は頚椎の加齢による椎間板の変性(老化現象)や靭帯が厚く硬くなることなどです。その総称を頚椎症と言います。ヘルニアと同じで、神経を圧迫してしまうと神経痛が発現します。
□頸部固有背筋外側群による痛み
痛みの場所:首の前側、後側、横側
原因は頭板状筋、頸板状筋などの筋緊張です。首を回したり、傾けたり、前に倒したり、上を見上げたり、筋肉や痛めた動作によって症状が違います。
□頸部固有背筋内側群による痛み
痛みの場所:首の前側、後側、横側
原因は頭半棘筋、頸半棘筋などの筋緊張です。首を回したり、傾けたり、前に倒したり、上を見上げたり、筋肉や痛めた動作によって症状が違います。
□僧帽筋上部筋束・肩甲挙筋による痛み
痛みの場所:首の後側
原因は筋疲労によるものです。僧帽筋上部筋束・肩甲挙筋で疲労が起こりやすく、首を横に倒したり、回したりする動作、肩をすくめる動作で痛みが出やすくなるのが特徴です。
□胸郭出口症候群(首から腕のしびれ)
痛みの場所:首の前側
原因は首や肩での筋疲労です。首、鎖骨の下、胸を通る神経が筋肉に圧迫をされると神経痛が発現します。妊婦さん、大胸筋を強くトレーニングしている人、猫背でストレスの多い人に出やすいです。腕に痺れを感じる場合は、胸郭出口症候群による首の障害であることが多いです。
【肩】
□肩こり
痛みの場所:肩の上側
肩こりの原因は2つあります。筋肉の血流障害と自律神経の乱れです。筋肉が疲労し血流が悪くなると違和感を感じるようになります。肩こりを感じる筋肉は何種類もあります。この場合は強く揉まれてもあまり感じないというのが特徴になります。
自律神経が乱れても首や肩こりを感じやすくなります。この場合はちょっと触られるだけで痛かったりくすぐったかったりするのが特徴になります。
□四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
痛みの場所:肩の前側、後側
原因は肩関節周りの炎症です。経過は長く炎症期拘縮期を経て2年かかると言われています。特徴はエプロンを腰後ろで結ぶ動作、髪を結ぶ動作が痛くでできないこと(結帯結髪障害)です。
□クアドリラテラルシンドローム(QLSによる腋窩神経痛)
痛みの場所:肩の外側
痛みの原因は肩甲骨の筋肉の緊張です。QLS(クアドリラテラルスペース)というのは四角形間隙と言われるもので、骨と筋肉の隙間をいいます。この隙間の中を腋窩神経が通るんですが、周りの筋肉がこったり緊張することで腋窩神経を圧迫してしまい痛みや痺れが出るようになります。特に手を真横に挙げる動作で痛みが増すのが特徴です。四十肩・五十肩と間違われることが多いのも特徴です。
□石灰沈着性腱板炎
痛みの場所:肩の前側
原因は肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶(石灰化)によって急性の炎症が生じる事によるものです。40~50歳代の女性に多くみられます。夜間に強い痛みがあり、痛くて眠れない、目が覚めてしまうという症状があります。急性型、亜急性型、慢性型の3タイプがあります。
□肩甲下筋による痛み
痛みの場所:肩の前側
手を上げる動作が痛くなる理由の多くは、この肩甲下筋の緊張になります。四十肩・五十肩と似たような症状が出るため、間違われる方が多いのが特徴です。四十肩・五十肩は時間がかかりますが、肩甲下筋の緊張の場合は回復が早いです。
□腱板損傷・断裂
痛みの場所:肩の上側
原因は棘上筋の過度な負荷(オーバーユース)。トレーニングを過度に行ったり、肩を動かすスポーツ、高齢で自然に断裂してしまうことが多いです。長年の負荷によることが多いので、中高年でなる人が多いのが特徴です。完全に断裂すると、肩を挙げられなくなります。
□腱板疎部損傷
痛みの場所:
・拘縮型
損傷が大きく他にまで影響し炎症・癒着を引き起こしてしまうもの。平均年齢が45歳と中年に起こりやすいのが特徴です。
・不安定型
損傷は腱板疎部だけに留まるけど、不安定性が増してしまうもの。若い人に多いのが特徴です。
□関節唇損傷
痛みの場所:肩の前側
原因は二の腕の筋肉の過度な負荷(オーバーユース)。タイプが4つあり、痛めるタイプによって治りやすさが変わります。
□上腕二頭筋長頭腱炎
痛みの場所:肩の前側
原因は二の腕の筋肉の過度な負荷(オーバーユース)。この上腕二頭筋が関節唇にくっついていて、引っ張る筋肉が炎症を起こすと上腕二頭筋長頭腱炎になります。引っ張られる側が損傷をすると関節唇損傷になります。
□三角筋下滑液包炎(SDB)
痛みの場所:肩の外側
原因は三角筋下滑液包と三角筋や他の筋肉による摩擦での損傷です。運動時や夜間痛が特徴になります。基本的には摩擦が起きないように滑液が働いていんですが、それがなんらかの原因によって働かなくなると摩擦が生じて損傷をしてしまいます。
□肩峰下滑液包炎(SOA)
痛みの場所:肩の前側
原因は三角筋下滑液包炎(SDB)と同じで、周りの筋肉との摩擦による損傷です。肩峰下だけでなく、三角筋下滑液包、烏口下滑液包にも大きく広がるのが特徴です。SOAとSDBを正確に区別するのは困難とされているので、どちらも想定して治療することが大切になります。
□インターナルインピンジメント(後上方インピンジメント)
痛みの場所:肩の後側
原因は肩外転90°+外旋で棘上筋や棘下筋が肩後方の関節唇(受け皿)に挟み込まれることです。肩関節インピンジメント症候群と言われるもののひとつです。肩甲骨の後傾が不十分であると発生率は高まります。特に有名なのは野球の投球動作です。oblique translation(アブリークとレンスレーション)という骨格のゆがみにも影響するとされています。
□SLAP損傷(上方関節唇損傷)
原因は上腕二頭筋によって関節唇が剥離・断裂してしまった状態です。上記の関節唇損傷のもっとひどいものと言えます。インターナルインピンジメントがある状態で無理して投球を続けると、SLAP損傷になることがあります。これも投球動作で起きることが多いですが、交通事故や転倒時に損傷することもあります。
□ベネット損傷(上腕三頭筋長頭・後方関節包によるベネット骨棘)
痛みの場所:肩の後側
原因は上腕三頭筋長頭・後方関節包にストレスがかかることで骨が引っ張られて骨が膨らんでしまい(骨棘)、それに伴い周りの組織が損傷をすることです。骨棘が直接の原因で痛みが出ることもあります。これも投球動作で痛みが出ることが多いです。
□広背筋症候群
痛みの場所:肩の後側
原因は広背筋の筋力低下や、広背筋腱下包の機能低下による摩擦ストレスです。特に投球動作によるものを広背筋症候群と言います。これはローテーターインターバル損傷やインピンジメントなどの二時的障害を引き起こす可能性があります。肩を挙げるのと、外側に捻るので痛みが増すのが特徴です。
改善方法
手技療法
鍼灸
筋膜リリース
カイロプラクティック
オステオパシー
電気治療
超音波治療
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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