CASE

疲れているのに布団に入ってもなかなか眠れない

当院のコンセプト
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疲れているのに布団に入ってもなかなか眠れない

ご相談いただいた症状

・2か月ほど前から寝つきが悪くなった。
・仕事から帰宅した時には強い疲労感がある。
・眠気を感じて23時半頃に布団へ入っても、1時間以上眠れない日が増えた。
・長い日は1時を過ぎても眠れないことがある。
・スマートフォンを置いて目を閉じても、仕事のことを考えてしまう。
・一度眠ってしまえば、夜中に何度も目が覚めることはない。
・休日の前日は比較的寝つきやすい。
・朝起きた時に睡眠時間が足りず、身体の重さを感じることがある。
・仕事はデスクワーク中心で、首肩の張りも強い。
・疲れているのに眠れない状態が続いていたため来院された。

原因

疲れているのに眠れないのはなぜ?
身体に疲労を感じていても、必ずしもすぐに眠れるとは限りません。

寝つきの悪さには、
・仕事や生活上のストレス
・就寝時間のばらつき
・睡眠前のスマートフォンやパソコン
・カフェインなどの摂取
・運動や入浴のタイミング
・睡眠環境
・「早く眠らなければ」という焦り
など、さまざまな要素が関係します。

今回の患者さんは、
・身体は疲れているのに寝つけない
・布団に入ると仕事について考えてしまう
・一度眠れば朝まで眠れることが多い
・休日の前日は比較的寝つきやすい
・仕事が忙しくなってから症状が始まった
という特徴がありました。

身体の状態を確認すると、
・首肩周囲の強い筋緊張
・背中の張り
・長時間のデスクワークによる身体のこわばり
・仕事が忙しい日の疲労感
などもみられました。

今回は寝つきの悪さを単純に「自律神経の乱れ」と決めつけず、仕事の負担や睡眠習慣、身体の緊張など複数の要素が関係している可能性を考えながら鍼灸を行うことにしました。

治療内容

1回目
初回来院時は仕事が忙しい時期が続いており、首肩から背中にかけて強い張りがみられました。
特に仕事が終わった後も頭の中で翌日の予定を考えてしまい、布団へ入ってからも気持ちを切り替えにくい状態とのことでした。

今回は、
・首肩周囲
・背中
・腹部
・手足
など、その日の身体の状態を確認しながら鍼灸を行いました。
また、無理に早く眠ろうとして布団に入るのではなく、生活リズムを大きく崩さない範囲で眠気を感じてから就床することなど、睡眠習慣についても確認しました。

2回目
1週間後に来院。
初回後は、布団に入ってから30〜40分ほどで眠れた日が数日ありました。
一方、仕事でトラブルがあった日は再び1時間以上眠れず、日による差が大きい状態でした。
「眠れない日がなくなった」という段階ではありませんでしたが、以前より早く眠れる日が出てきたため、鍼灸を継続しました。

3回目
さらに1週間後に来院。
この1週間は、以前のように1時間以上眠れない日が減っていました。
布団に入ってから30分前後で眠れる日が増え、翌朝の身体の重さも少し軽くなっていました。
ただし、翌日の仕事について考え始めると寝つきに時間がかかることは残っていました。
首肩や背中の緊張も初回より軽減していたため、ここからは毎週の施術ではなく、少し間隔を空けて経過を確認することにしました。

4回目
3回目から約2週間後に来院。
この期間は、ほとんどの日で30分以内に眠れるようになっていました。
仕事が特に忙しかった日は40〜50分ほどかかることもありましたが、以前のように「1時を過ぎても眠れない」という日はありませんでした。
また、眠れないこと自体を気にする時間も減ってきたとのことでした。
状態が安定してきていたため、さらに施術間隔を空けました。

5回目
約6週間の経過で5回目の来院。
通常の仕事の日であれば、布団に入ってから20〜30分程度で眠れる日が多くなっていました。
仕事で大きな負担があった日は寝つきに時間がかかることもありましたが、翌日以降まで続くことはなくなっていました。
一度眠れば朝まで眠れる状態も維持できており、朝の疲労感も以前より軽減していました。
症状が完全になくなったわけではありませんが、日常生活への支障が大きく減ったため、定期的な施術はいったん終了し、生活リズムに注意しながら経過をみることにしました。

治療回数/期間

治療回数:5回
治療期間:約6週間
通院頻度:最初の3週間は週1回、その後は2週間程度間隔を空けて施術

今回の経過は、
疲れているのに1時間以上眠れない
↓
布団に入ると仕事のことを考えてしまう
↓
身体の状態を確認しながら鍼灸
↓
2回目:30〜40分で眠れる日が出てくる
↓
3回目:1時間以上眠れない日が減少
↓
施術間隔を空けて経過を確認
↓
4回目:30分以内に眠れる日が増える
↓
5回目:通常は20〜30分程度で眠れる状態へ
↓
定期的な施術を終了し経過観察
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、睡眠時間の途中で何度も目が覚めるのではなく、「疲れているのに最初の寝つきに時間がかかる」ことが主な悩みでした。
約6週間の経過で、
・1時間以上眠れない日が減った
・30分以内に眠れる日が増えた
・夜遅くまで眠れないことが減った
・朝の疲労感が軽減した
・眠れないことへの焦りが少なくなった
・首肩や背中の緊張が軽減した
といった変化がみられました。

今回の症例では「毎日すぐ眠れる状態」を目標にするのではなく、寝つきに時間がかかる日があっても、それが何日も続かず、日中の生活に大きく影響しない状態を確認しながら施術間隔を空けていきました。

また、睡眠の状態を整えるため、
・起床時間を大きく変えない
・眠る直前まで仕事を続けない
・夕方以降のカフェイン摂取量に注意する
・就寝前にスマートフォンやパソコンを見る時間を減らす
・眠れないことを必要以上に意識しすぎない
・日中に適度に身体を動かす
こともお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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