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緊張するとお腹が痛くなりトイレに行きたくなる

当院のコンセプト
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緊張するとお腹が痛くなりトイレに行きたくなる

ご相談いただいた症状

・会社員として働いている20代男性。
・半年ほど前から、仕事へ行く前にお腹が痛くなることが増えてきた。
・特に会議や人前で話す予定がある日の朝に症状が出やすい。
・家を出る直前に腹痛が起こり、トイレに行きたくなることがある。
・一度トイレへ行っても、通勤途中でもう一度便意を感じる日もある。
・会社に着いて仕事が始まると徐々に落ち着くことが多い。
・休日や予定のない日はほとんど症状がない。
・食事内容によって大きく変わる感じはない。
・消化器内科を受診したが、大きな異常は指摘されなかった。
・症状が続き、朝の外出にも不安を感じるようになったため来院された。

原因

緊張するとお腹が痛くなるのはなぜ?
お腹の状態は食事だけでなく、睡眠や疲労、精神的な緊張などさまざまな影響を受けます。
大事な予定や仕事の前など、緊張する場面になると腹痛や便意を感じる方もいます。

今回の患者さんは、
・仕事へ行く前に症状が出やすい
・会議などがある日は特に強い
・休日にはほとんど症状がない
・会社に着いて時間が経つと落ち着く
・医療機関では大きな異常を指摘されていない
という特徴がありました。

また、身体の状態を確認すると、
・腹部の緊張
・みぞおち周辺の硬さ
・背中の筋緊張
・首肩の張り
などがみられました。

仕事が忙しい時期には睡眠時間も短くなり、翌朝に症状が出やすい傾向もありました。
今回は「自律神経の乱れが原因」と一つに決めつけるのではなく、仕事前の緊張や疲労、睡眠、身体の緊張なども確認しながら鍼灸施術を行いました。

治療内容

1回目
初回来院時には、腹部だけでなく背中から首肩にかけても強い緊張がみられました。
お話を聞くと、翌週にも仕事で人前に立つ予定があり、「また朝からお腹が痛くなるのではないか」という不安も感じていました。

今回は腹部の状態を確認しながら、
・腹部周囲
・下肢
・背中
・首肩周囲
などへ鍼灸施術を行いました。

症状が出るかどうかだけではなく、今後は
・腹痛が出た日
・トイレへ行った回数
・その日の仕事や予定
・睡眠や疲労の状態
も簡単に確認してもらうことにしました。

2回目
2週間後に来院。
施術後しばらくは朝の腹痛が軽く、通常の出勤日は比較的問題なく過ごせていました。
一方、人前で話す予定があった日は朝に腹痛があり、出勤前に2回トイレへ行ったとのことでした。
症状自体は残っていましたが、以前のように通勤途中でも強い便意が出ることはありませんでした。
身体の状態を確認しながら鍼灸施術を継続しました。

3回目
2回目から約2週間後に来院。
仕事へ行く前に毎日のようにお腹を気にしていた状態から、何も気にせず出勤できる日が増えてきました。
会議がある朝には軽い腹部の違和感が出ることがありましたが、必ずトイレへ行かなければならない状態ではありませんでした。
ただし、睡眠不足が続いた週には症状が強く出た日があったため、睡眠や疲労との関係も引き続き確認していきました。

4回目
約3週間後に来院。
この期間には仕事で忙しい日が続いていました。
以前であれば朝から腹痛が出ることが多い状況でしたが、今回は軽い違和感程度で出勤できる日が増えていました。
一方、大きな会議があった朝には腹痛と便意が出ていました。
症状が完全になくなったわけではありませんが、症状が出る場面が「ほぼ毎日の出勤」から「特に緊張が強い日」へ変化していました。

5回目
4回目から約2週間後に来院。
通常の仕事の日には、朝のお腹の状態をほとんど気にせず外出できるようになっていました。
会議や予定がある日でも、以前のように何度もトイレへ行くことは減っていました。
また、「途中でトイレに行きたくなるかもしれない」という不安も以前より気にならなくなったとのことでした。
状態が安定してきたため、ここから施術間隔を少し空けることにしました。

6回目
5回目から約3週間後に来院。
その間にも仕事で人前に立つ機会がありましたが、朝に軽い腹部の違和感が出る程度で、通常通り出勤できていました。
トイレへ何度も行くことはなく、通勤途中で強い便意を感じることもありませんでした。
身体の緊張も初回より軽減していました。
症状が安定していたため、さらに間隔を空けて経過を見ることにしました。

7回目
6回目から約3週間後に来院。
約3か月の経過の中で、通常の出勤日に腹痛が出ることはほとんどなくなっていました。
緊張の強い予定がある朝には軽くお腹が気になることはありましたが、トイレを何度も往復するような症状は出ていませんでした。
仕事や通勤への支障もなくなっていたため、7回目で定期的な鍼灸施術を終了しました。

治療回数/期間

治療回数:7回
治療期間:約3か月
通院頻度:初期は約2週間に1回、症状の変化に合わせて3週間程度へ間隔を調整

今回の経過は、
仕事へ行く前にお腹が痛くなる
↓
会議などがある朝は何度もトイレへ行く
↓
鍼灸施術を開始
↓
通常の出勤日に症状が出ない日が増える
↓
緊張の強い日にはまだ腹痛・便意あり
↓
4回目:症状が出る場面が限定されてくる
↓
5回目:トイレへ何度も行くことが減る
↓
施術間隔を3週間程度へ延ばす
↓
7回目:通常の出勤ではほとんど症状なし
↓
定期的な鍼灸施術を終了
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、腹痛が一日中続くのではなく、仕事へ行く前や人前で話す予定がある朝など、緊張する場面で症状が強くなることが特徴でした。
約3か月にわたって経過を確認したところ、
・通常の出勤日に腹痛が出ることが減った
・朝にトイレへ何度も行くことが減った
・通勤途中の強い便意が減った
・緊張する予定があっても通常通り出勤できる日が増えた
・症状に対する不安が以前より気にならなくなった
といった変化がみられました。

今回は「腹痛が一度も出なくなった」ことを終了の基準にはせず、症状が出る頻度や程度が減り、仕事や通勤に支障がなくなったことを確認して定期的な施術を終了しました。

日常生活では、
・睡眠不足が続かないようにする
・朝の時間に余裕を持つ
・疲労が強い時は休息を取る
・症状が出た日と仕事の状況を簡単に記録する
・症状を我慢し続けず必要に応じて医療機関へ相談する
こともお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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