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立ち仕事で足裏とかかとが痛くなった足底腱膜炎

当院のコンセプト
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立ち仕事で足裏とかかとが痛くなった足底腱膜炎

ご相談いただいた症状

・接客業で、仕事中はほぼ1日立ちっぱなしの状態が続いていた。
・半年ほど前から右足のかかとから足裏にかけて違和感を感じるようになった。
・徐々に痛みが強くなり、仕事の後半になるとかかとをついて歩くのがつらくなっていた。
・朝起きて最初の数歩でも、かかとに強い痛みがあった。
・朝の痛みは少し歩いていると軽減するものの、長時間立っていると再び痛くなった。
・休日は仕事の日と比べて症状が軽かった。
・仕事を長期間休むことは難しく、立ち仕事を続けながら改善したいとのことで来院された。

原因

足底腱膜炎とは?
足底腱膜は、かかとの骨から足の指の付け根に向かって広がっている組織で、歩行や立位の際に足裏へ加わる衝撃を支える役割があります。
足底腱膜に繰り返し負担がかかると、かかと周囲を中心に痛みが現れることがあります。

特に、
・朝起きて最初の一歩が痛い
・長時間立っていると痛い
・長時間歩くと痛みが強くなる
といった症状がみられることがあります。

今回の患者さんは接客業で、毎日長時間立って仕事をしていました。
身体の状態を確認すると、
・かかとの内側から足裏にかけて圧痛がある
・足底部に緊張がある
・ふくらはぎの筋緊張が強い
・足首を上に曲げる動きが硬い
・しゃがんだ際に踵が浮きやすい
といった状態が確認されました。

特にふくらはぎの緊張が強く、足首の動きも低下していました。
そのため今回は、痛みが出ている足裏だけを施術するのではなく、ふくらはぎや足首の動きまで確認しながら施術することにしました。
また、仕事で履いている靴についても確認し、立ち仕事による負担を少しでも減らせるように調整していきました。

治療内容

1回目
初回来院時は、かかとの内側から足裏にかけて圧痛があり、朝の一歩目と仕事後に強い痛みが出ていました。
痛みが強い部分を直接強く揉むのではなく、状態を確認しながらかかと周囲に超音波治療を行いました。
また、ふくらはぎには強い筋緊張があり、足首を上に曲げる動きも硬くなっていました。

そこで、
・腓腹筋
・ヒラメ筋
・足底部
・足関節周囲
を中心に手技療法を行い、足首を動かしやすい状態にしていきました。
仕事を休むことは難しかったため、「立たないようにしてください」という対応ではなく、立ち仕事を続けながら足への負担を減らすことを重視しました。
仕事で使用する靴についても確認し、クッション性のある靴を選ぶことや、仕事後のふくらはぎのセルフケアについてお伝えしました。

2週目
約1週間後に来院。
朝起きた時の一歩目にはまだ痛みがありましたが、初回来院時と比べて痛みが落ち着くまでの時間が短くなっていました。
仕事中についても、前半はそれほど気にならないものの、夕方になって疲労が溜まってくると足裏からかかとに痛みが出ていました。
かかとの圧痛は残っていたため、超音波治療を継続しました。
また、ふくらはぎの緊張と足首の動きを再度確認し、手技療法を行いました。
仕事を続けながらの施術だったため、その日の痛みだけでなく、仕事後にどの程度症状が出るのかも確認しながら経過をみていきました。

3週目
朝の一歩目の痛みはかなり軽減していました。
普段の仕事では以前ほど足裏の痛みを気にすることはなくなりましたが、忙しく長時間立ちっぱなしになった日には、夕方に多少痛みが出ていました。
初回来院時と比較すると、ふくらはぎの筋緊張も軽減し、足首を上に曲げる動きも改善していました。
かかとの圧痛についても少しずつ減っていたため、超音波と手技療法を継続しました。
また、自宅でのふくらはぎのストレッチについても再確認しました。

4週目
通常の立ち仕事では、ほとんど痛みを感じなくなっていました。
朝起きた時の一歩目についても強い痛みはなく、多少違和感を感じる程度まで改善していました。
ただし、仕事以外で長時間歩いた日にはかかとに多少の違和感が出ることがありました。
この段階では症状がかなり軽減していたため、日常生活で痛くないことだけでなく、長時間の立位や歩行でも症状が戻らないかを確認していきました。

5週目
朝起きた時の痛みはほとんどなくなりました。
仕事で1日立っていても、以前のように夕方から歩くのがつらくなることはありませんでした。
かかと周囲の圧痛も大きく軽減し、足首の動きについても初回来院時と比べて改善していました。
ただし、立ち仕事による負担そのものは今後も続くため、仕事後のセルフケアと靴については継続してもらいました。

6週目
通常通り仕事を続けても足裏・かかとの痛みは出なくなりました。
朝起きて最初の一歩、長時間の立ち仕事、長時間歩いた後のいずれでも症状が出ない状態が続いていました。
かかとの圧痛もなく、足首の動きについても問題がないことを確認しました。
普段の仕事を続けても痛みが戻らない状態になったため、6週目で今回の施術を終了しました。

治療回数/期間

治療期間:約6週間
治療頻度:週1回

今回の経過は、
朝の一歩目・仕事後にかかとの痛み

かかとへの超音波+ふくらはぎ・足首への施術

朝の痛みが徐々に軽減

長時間立った後の痛みも減少

通常の立ち仕事ではほぼ痛みなし

朝・立ち仕事・長時間歩行のいずれでも痛みが出ないことを確認

6週目で施術終了
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、接客業で長時間立って仕事をする生活が続くなかで、右足のかかとから足裏に痛みが出るようになりました。
約6週間の施術によって、
・朝起きて最初の一歩の痛み
・長時間立った後のかかとの痛み
・仕事後の歩行時痛
・かかと周囲の圧痛
・ふくらはぎの強い緊張
・足首の動きの硬さ
はいずれも改善しました。

今回特に重要だったのは、痛みが出ている足裏だけを施術しなかったことです。
身体を確認すると、ふくらはぎの緊張が強く、足首を上に曲げる動きも低下していました。
そのため、かかと周囲への超音波だけでなく、ふくらはぎや足関節周囲まで施術しました。
また、患者さんは仕事で長時間立つ必要があり、仕事を完全に休むことは難しい状態でした。
そこで、仕事を休むことだけを選択肢にするのではなく、靴やセルフケアも含め、立ち仕事を続けながら足への負担を減らす方法を取り入れました。

再発予防として、
・仕事前後にふくらはぎをストレッチすること
・足首の柔軟性を維持すること
・クッション性が極端に低い靴を長時間使用しないこと
・仕事の合間に可能であれば座って足を休ませること
・急に長時間歩く場合は途中で休憩を入れること
・朝の一歩目の痛みが再び出てきたら早めに負担を調整すること
をお伝えしました。

当院では足裏やかかとの痛みに対して、痛む場所だけではなく、ふくらはぎの緊張や足首の動き、仕事内容、普段履いている靴なども確認しながら施術を行っています。
立ち仕事をしている方の場合、「仕事を休めば痛くない」という状態では十分とはいえません。
今回は、実際に普段通りの立ち仕事を続けても症状が戻らないことを確認してから施術を終了しました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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