寝ても疲れが取れず朝から身体がだるかった症例
ご相談いただいた症状
・仕事が忙しく、以前から疲れが溜まりやすかった。
・夜は6〜7時間程度の睡眠時間を確保している。
・眠ること自体はできるものの、朝起きた時から身体が重い。
・「しっかり寝たはずなのに寝た気がしない」と感じることが増えた。
・仕事中にも眠気が出ることがあり、集中しにくい日がある。
・休日に普段より長く寝ても、身体がスッキリしない。
・首や肩のこりも強く、仕事が忙しいほど身体のだるさも強くなる。
・少しでも朝を楽に迎えたいとのことで鍼灸治療を希望され来院された。
原因
寝ても疲れが取れない原因とは?
睡眠時間を確保していても、朝起きた時に疲れが残っていることがあります。
睡眠の悩みというと「眠れない」というイメージがありますが、
・眠ってもスッキリしない
・朝から身体が重い
・日中に眠気がある
・十分寝たつもりでも疲れている
といった悩みもあります。
睡眠の満足感には睡眠時間だけでなく、生活リズム、仕事による疲労、ストレス、運動習慣などさまざまな要因が関係します。
今回の患者さんの場合は6〜7時間程度眠れており、寝つきにも大きな問題はありませんでした。
一方、身体の状態を確認すると、
・首から肩にかけて筋緊張が強い
・背中にも張りがある
・仕事が忙しい時ほど疲労感が強くなる
・休日に長く寝てもスッキリしない
・朝起きた時の身体のだるさが強い
といった状態でした。
そのため、「何時間眠れたか」だけではなく、朝起きた時の身体の状態や日中の疲労感がどのように変化するかを確認しながら鍼灸治療を行うことにしました。
治療内容
1回目
初回来院時は、仕事による疲労が強く、首から肩、背中にかけて強い緊張がみられました。
夜は眠れているものの、朝起きた時にはすでに身体が重く、仕事へ行くまでに時間がかかるとのことでした。
身体の状態を確認したうえで、
・首肩周囲
・背部
・手足
・腹部周囲
など、その日の状態に合わせて鍼灸治療を行いました。
睡眠時間だけで判断せず、
「朝起きた時にどの程度疲れが残っているか」
を一つの目安として経過を確認することにしました。
2〜3回目
週1回のペースで鍼灸治療を継続しました。
初回治療後は身体が軽く感じられ、以前より楽に眠れたとのことでした。
2〜3回目になると、朝の身体の重さにも少しずつ変化がみられました。
患者さんからも、
「朝起きた時に前ほど身体が重くない日が出てきた」
とのお話がありました。
まだ仕事が忙しかった日の翌朝には疲労感が残ることがありましたが、毎朝強いだるさを感じていた初回来院時と比較すると、楽に起きられる日が増えていました。
首肩や背中の緊張についても、初回より軽減していました。
1か月後
治療開始から約1か月。
睡眠時間そのものに大きな変化はありませんでしたが、朝起きた時の感覚が変わってきました。
以前は6〜7時間眠っても「全然寝た気がしない」と感じることが多かったのに対し、徐々に**「今日はちゃんと眠れた」と感じる日が増えてきました。**
また、朝から身体が重い日が減ったことで、仕事中の眠気や疲労感も以前ほど気にならなくなっていました。
一方、仕事が特に忙しかった時には疲れが残ることもあるため、身体の状態に合わせて鍼灸治療を継続しました。
2か月後
約2か月が経過した頃には、朝起きた時の強いだるさを感じることがかなり少なくなりました。
休日に長時間寝なければ身体がもたないという感覚も減り、普段の睡眠時間でも以前より身体が楽になっていました。
患者さんからも、**「寝ても疲れているという感じが以前よりかなり減った」**とのお話がありました。
仕事の忙しさによって多少の波はありますが、初回来院時と比較すると日常生活で疲労を強く感じる場面が減っています。
現在は身体の状態を確認しながら、治療頻度を調整して鍼灸治療を継続しています。
治療回数/期間
治療開始時:週1回
治療期間:約2か月
現在:身体の状態に合わせて頻度を調整しながら継続中
今回の経過は、
6〜7時間寝ても疲れが取れない
↓
朝から身体が重く、仕事中にも眠気・疲労感
↓
鍼灸治療を開始
↓
2〜3回目:朝の身体の重さが軽い日が出てくる
↓
約1か月:「眠れた」と感じる日が増える
↓
約2か月:朝の強いだるさがかなり減少
↓
現在も状態に合わせて継続
となりました。
結果と予防
今回の患者さんは、6〜7時間程度の睡眠時間を確保しているにもかかわらず、朝起きた時から身体が重く、「寝ても疲れが取れない」という状態が続いていました。
鍼灸治療を継続したところ、
・朝の身体のだるさが軽減
・「しっかり眠れた」と感じる日が増えた
・仕事中の疲労感が軽減
・日中の眠気が気になりにくくなった
・首肩や背中の緊張が軽減
といった変化がみられました。
今回の症例では、睡眠時間を単純に増やすのではなく、**「起床時にどのくらい疲れが残っているか」「日中をどのような状態で過ごせているか」**を確認しながら経過を追いました。
日常生活では、
・できるだけ就寝・起床時間を一定にする
・寝る直前までスマートフォンを見続けない
・休日に極端に長く寝すぎない
・日中に適度に身体を動かす
・仕事中にも適度に休憩を取る
・疲労を溜め込みすぎない
こともお伝えしました。
当院では「眠れない」という悩みだけでなく、睡眠時間は取れているのに疲れが残る、朝スッキリ起きられないといった身体の不調についても、生活状況や身体の状態を確認しながら鍼灸治療を行っています。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
「こんな症状でも診てもらえますか?」と
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