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朝起きて歩き始めるとアキレス腱が痛くなった症例

当院のコンセプト
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朝起きて歩き始めるとアキレス腱が痛くなった症例

ご相談いただいた症状

・健康維持のため週2〜3回ランニングをしている。
・1か月ほど前から右アキレス腱周辺に痛みを感じるようになった。
・特に朝起きてベッドから立ち、最初の数歩を歩く時に痛みが強い。
・しばらく歩いていると徐々に痛みが軽くなる。
・ランニング中は走り始めに違和感があるものの、身体が温まると少し楽になる。
・走った翌朝は普段より痛みが強くなる。
・最近ランニングの距離を少しずつ伸ばしていた。
・症状が続いているため、悪化して走れなくなる前に治したいとのことで来院された。

原因

アキレス腱の痛みとは?
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつないでいる大きな腱です。
歩行やランニング、ジャンプなど、地面を蹴る動作で繰り返し負荷がかかります。
ランニングによる負担が回復を上回る状態が続くと、アキレス腱周囲に痛みやこわばりが出ることがあります。

特に、
・ランニングの距離や頻度を急に増やした
・ふくらはぎの緊張が強い
・足関節の動きが硬い
・十分に回復しないままランニングを繰り返している
などが重なると、アキレス腱への負担が大きくなることがあります。

今回の患者さんの身体を確認すると、
・右アキレス腱周囲に圧痛
・ふくらはぎの強い筋緊張
・右足関節の背屈の硬さ
・つま先立ち動作で軽い痛み
・ランニング距離を最近伸ばしていた
といった特徴がみられました。

そのため今回は、アキレス腱周囲だけではなく、ふくらはぎや足関節の状態も確認しながら施術を行うことにしました。
また、「走っているうちに楽になるから大丈夫」と判断して走り続けるのではなく、朝の痛みや翌日の状態も負荷を判断する目安として確認してもらいました。

治療内容

1回目
初回来院時は、右アキレス腱周囲に圧痛があり、つま先立ちでも軽い痛みが出ていました。
アキレス腱周囲に対して、痛みの状態を確認しながら超音波治療を行いました。

その後、
・ふくらはぎ
・足関節周囲
・足部
を中心に手技療法を行いました。

施術後は歩行時の違和感が軽減していましたが、朝の痛みは翌日以降の状態を確認する必要があるため、その場の変化だけで判断しないようにしました。
また、一度ランニングの距離と頻度を減らし、痛みを確認しながら調整してもらうことにしました。

2回目
数日後に来院。
朝の最初の一歩ではまだ痛みがありましたが、
「前より歩き始めの痛みが軽かった」
とのことでした。
歩き始めてから痛みが落ち着くまでの時間も少し短くなっていました。
アキレス腱周囲の圧痛とふくらはぎの緊張が残っていたため、超音波と手技療法を継続しました。
この時点では無理に通常のランニング量へ戻さず、負荷を抑えながら経過をみました。

3回目
朝の歩き始めに軽い違和感はあるものの、強い痛みはかなり減っていました。
日中の歩行ではほとんど症状を感じなくなり、つま先立ちでの痛みも軽減していました。
足関節の動きも初回来院時より改善していました。
日常生活での症状が落ち着いてきたため、短い距離から軽いランニングを再開してもらいました。

その際、
「走っている時だけではなく、走った翌朝の痛みが強くなっていないか」
も確認してもらうようお伝えしました。

4回目
短い距離のランニングを行いましたが、走った翌朝に強い痛みが戻ることはありませんでした。
走り始めに軽い違和感はあったものの、以前のような痛みではなく、ランニング後の日常生活にも問題はありませんでした。
引き続き超音波治療と、ふくらはぎ・足関節周囲への手技療法を行いました。
ランニングについても一気に元の距離へ戻さず、少しずつ距離を伸ばすようにしました。

5回目
朝起きて最初の一歩を踏み出した時の痛みはほとんどなくなっていました。

ランニングでも、
・走り始め
・走っている最中
・走り終わった後
・翌朝
のいずれも強い痛みは出ていませんでした。

アキレス腱周囲の圧痛も大きく軽減していました。
この段階からランニング距離を徐々に普段の状態へ戻してもらいました。

6回目
普段行っていた距離までランニング量を戻しましたが、右アキレス腱に痛みは出ませんでした。
翌朝の最初の一歩でも痛みはなく、つま先立ちや歩行でも問題ありませんでした。
ふくらはぎや足関節の状態を再確認し、ランニング後にも症状が再発していないことから、6回目で今回の施術を終了しました。

治療回数/期間

治療回数:6回
治療期間:約1か月

今回の経過は、
朝の最初の一歩でアキレス腱が痛い

ランニング翌朝はさらに痛みが強い

超音波+ふくらはぎ・足関節への手技療法

1〜2回目:朝の歩き始めの痛みが軽減

3回目:日常生活の痛みがほぼなくなり軽いランニングを再開

4回目:ランニング翌朝も痛みの悪化なし

5回目:朝の最初の一歩もほぼ痛みなし

6回目:通常のランニング距離でも症状なし

施術終了
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、週2〜3回のランニングを続ける中で右アキレス腱に痛みが出るようになり、特に朝起きて最初の一歩で強く症状を感じていました。

6回の施術とランニング量の調整によって、
・朝の最初の一歩での痛み
・アキレス腱周囲の圧痛
・つま先立ちでの痛み
・ランニング時の違和感
・ランニング翌朝の痛み
・ふくらはぎの緊張
が軽減し、普段のランニングへ復帰することができました。

今回の症例では、ランニング中の痛みだけではなく、朝の最初の一歩や走った翌朝の状態まで確認しながらランニング量を戻したことがポイントでした。
痛みが軽くなった段階ですぐに以前と同じ距離を走るのではなく、

日常生活

軽いランニング

翌朝の状態を確認

ランニング距離を徐々に増やす

という順番で復帰しました。

再発予防として、
・ランニング距離を急激に増やさない
・連日無理に走り続けない
・ふくらはぎの疲労を溜めすぎない
・足関節の動きを保つ
・走った翌朝のアキレス腱の状態を確認する
ことをお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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