CASE
胃腸の不調
ご相談いただいた症状
・お腹を押すと「はるような嫌な痛み」がある
・とくに決まった時間帯に痛むわけではない
・食欲があまりない
・腹部に触れると、胃・脾・肝の反応(圧痛・張り)が確認できた
原因
東洋医学では、
・脾(ひ)=消化吸収・エネルギーを作る働き
・胃=食べたものを受け入れて消化する働き
・肝=気の巡り(ストレス調整)
これらのバランスが乱れると、
腹の張り・食欲低下・胃腸の働きの低下が起こるとされています。
今回の患者さんは、腹診で 脾・胃・肝の反応があり、
「気の巡りの悪さ(肝)」と
「消化機能の低下(脾胃)」が組み合わさって腹痛が出ていたと考えられました。
治療内容
初回:
腹診の反応に対応する、下肢の関連ツボへ鍼施術を行い、
全身の気の流れと内臓の働きを整えるよう調整しました。
→ 施術後、お腹の圧痛が軽減し、張り感も緩和。
2回目以降:
週1回のペースで、腹診で反応が出た部位を確認しながら施術を継続。
徐々に食欲も安定し、腹部の違和感が出る頻度が減少しました。
治療回数/期間
治療回数:3回/期間:2週間
腹部の圧痛は早期に改善し、
その後の治療で内臓の働きや気の巡りが安定してきたことで、
症状が出にくい状態を維持できるようになりました。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
「こんな症状でも診てもらえますか?」と
お気軽にお問合せください。