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陸上競技による疲労骨折

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陸上競技による疲労骨折

ご相談いただいた症状

・走っている最中や、歩くときにスネ(脛骨)や足の甲(中足骨)などにピンポイントで響くような痛みがある

・最初は練習後に少し痛む程度だったが、徐々に痛みの出るタイミングが早まり、日常生活でもズキズキと痛むようになった

・整形外科で「疲労骨折」と診断され、数週間の安静を指示されたが、練習を休むことに焦りがある

・痛みをかばって走っているうちに、反対側の足や、股関節・腰など他の部位にも違和感が出てきた

原因

疲労骨折は、特定の骨に繰り返しストレスがかかり、骨の修復が追いつかなくなって起こるスポーツ障害です。単なる「練習のやりすぎ」だけでなく、「骨に負担を集中させてしまう走りのフォーム」が根本にあることが多いです。

今回の患者さんは

接地時の足首の使い方(過回内など)により、特定の骨に負担が集中していた

連日のハードな練習で、骨の周囲の筋肉(ふくらはぎや足裏)がガチガチに硬化し、骨を保護するクッション機能が失われていた

疲労でフォームが崩れ、体幹(インナーマッスル)で衝撃を吸収できず、すべて骨に直接衝撃が加わっていた
がみられ、安静にしている間に全身の連動性がさらに低下し、復帰した瞬間にまた同じ場所に負担がかかる悪循環に陥りやすい状態でした。

治療内容

◇初回〜初期(骨の修復待ち・免荷期間)
患部への直接的なマッサージは避け、早期の骨癒合を目的としたアプローチを開始。

骨の修復を促進するため、患部へピンポイントで超音波による物理療法を導入

負担のかかっていない反対側の足や、股関節、体幹のバランスを整える徒手整復

◇中期(組織修復期:週1〜2回ペース)
骨の痛みが落ち着いてきた段階で、段階的に負荷をかけるリハビリを開始。

超音波を用いて、骨の周囲で筋緊張が強くなっていたふくらはぎや足裏の筋肉をやわらげ、クッション機能を回復

足首や膝、股関節の正しい連動性を引き出すためのモビライゼーション(関節調整)

接地時の足裏の重心移動が正しくなるようなフォームチェック

◇後期(競技復帰期:週1回ペース)
痛みが完全に消えた状態で、実戦的なフォーム練習へ移行。

接地衝撃を分散させるための、足首・膝・股関節のクッション動作の反復練習

練習強度が上がっても疲労を溜めないための、セルフケア指導

治療回数/期間

治療・リハビリ回数: 8〜10回

期間: 約2か月

◇結果と予防
超音波による骨のケアと、周囲の筋緊張を取り除いたことで、患部の痛みは完全に消失。ジョギングからダッシュ、スパイクを履いた練習へと段階的に復帰することができました。以前よりも接地音が静かになり、無駄のないスムーズな走りができるようになりました。

◇再発予防として

足裏のアーチを守るための、タオルギャザーや足指トレーニング

ふくらはぎや足首を硬くしないための、毎日の丁寧なセルフストレッチ

接地時の衝撃を膝や股関節全体で受け止める、体幹主導の走り方へのフォームチェンジ
これらを習慣化することで、現在は再発の不安なく練習に打ち込んでいます。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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