変形性膝関節症


ご相談いただいた症状
・膝の曲げ伸ばしで痛みが出る
・歩行時や階段の上り下りで膝がつらい
・朝起きたときや長時間座った後に膝がこわばる感じがある
原因
今回の方は変形性膝関節症によって、膝関節に痛みと可動制限が出ていました。
変形性膝関節症とは、加齢や過度な負荷、筋力低下などにより、膝の関節軟骨がすり減ってしまい、関節内で炎症や変形が起こる疾患です。
特に中高年以降の女性に多く見られます。
・階段の昇降
・長時間の立位や歩行
・正座やしゃがみ込み動作
などで痛みが強くなる傾向があります。
今回の患者様も、長年の立ち仕事と筋力低下が重なり、数ヶ月前から徐々に膝の違和感が増し、最近になって歩行にも支障が出てきたとのことで来院されました。
治療内容
初診時には、膝関節周囲の腫れと熱感、内側部の圧痛が確認され、大腿四頭筋・ハムストリングス・ふくらはぎの筋緊張も強く出ている状態でした。
1回目の治療
膝周辺のアイシングで炎症の軽減
太ももやふくらはぎの筋肉の緊張緩和を目的にマッサージを実施
膝関節に負担をかけない姿勢や動作のアドバイスも併せて行いました
2回目以降の治療
炎症が落ち着いたため、膝関節周囲に超音波治療を導入
筋バランスを整えるリハビリ的トレーニングや関節可動域訓練を併用しながら経過を見ていきました
治療回数/期間
治療回数:5回
治療期間:約3週間
3回目の治療(約10日後)には、階段昇降もスムーズになり、痛みも軽減。歩行時の違和感もだいぶ緩和され、日常生活での動作が楽になったとのお声をいただきました。
最終回には、膝への負担を減らす筋力トレーニングとストレッチを指導し、今後のセルフケアを継続していただく形で施術を終了しました。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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