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パソコン作業を続けると前腕が張って手がだるくなった症例

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パソコン作業を続けると前腕が張って手がだるくなった症例

ご相談いただいた症状

・デスクワーク中心の仕事をしている30代女性。
・1か月ほど前から右前腕の張りと手のだるさを感じるようになった。
・朝の仕事開始時にはほとんど症状はない。
・パソコン作業を続けていると、午後から右前腕が張ってくる。
・特にマウス操作が続いた日に症状が強くなる。
・夕方になると手全体が重く感じ、マウスを動かすのがつらいことがある。
・手や指のしびれはない。
・強い握力低下や物を落とすこともない。
・休日やパソコンをあまり使わない日は症状が軽い。
・仕事でパソコンを使わないわけにはいかず、症状が続いていたため来院された。

原因

パソコン作業で前腕が張って手がだるくなるのはなぜ?
パソコン作業では大きく腕を動かしていなくても、キーボードやマウスを操作するために手首や指、前腕の筋肉を繰り返し使っています。

特にマウス操作では、
・手首を一定の位置に保つ
・指でクリックを繰り返す
・マウスを細かく動かす
・腕を机の上で長時間固定する
といった状態が続きます。

今回の患者さんは、
・朝はほとんど症状がない
・午後になると前腕が張る
・マウス操作が多いほど症状が強い
・休日は症状が軽い
・しびれはない
という特徴がありました。

身体の状態を確認すると、
・右前腕の筋緊張
・手首周囲の硬さ
・右肩〜肩甲骨周囲の緊張
・長時間座位による肩の前方への入り込み
・マウス操作時に右腕全体へ力が入りやすい
状態がみられました。

今回は手だけに原因を限定せず、マウス操作による前腕への繰り返しの負担に加え、肩や肩甲骨周囲の緊張も関係している可能性を考えて施術を行いました。

治療内容

1回目
初回来院時は仕事終わりで、右前腕に強い張りがみられました。
手首や指を動かすだけでは強い痛みはありませんでしたが、前腕の筋肉には左右差があり、右側の緊張が強くなっていました。

また、右肩から肩甲骨周囲にも硬さがみられました。
今回は、
・前腕
・手首周囲
・上腕
・肩
・肩甲骨周囲
を中心に手技療法を行いました。

施術後は前腕の張りと手の重さが軽減しました。
仕事を休むことは難しいため、マウス操作を禁止するのではなく、休憩時に一度マウスから手を離して腕を動かすことや、必要以上にマウスを強く握らないようお伝えしました。

2回目
初回から5日後に来院。
仕事量は普段と変わりませんでしたが、前腕の張りが出始める時間が遅くなっていました。
以前は昼過ぎから気になっていたものが、夕方までは比較的楽に仕事ができたとのことでした。
ただし、資料作成などでマウス操作が多かった日は、夕方に右前腕から手にだるさが残りました。
前腕の緊張は初回より軽減していましたが、肩〜肩甲骨周囲には硬さが残っていたため、手や前腕だけではなく上半身も含めて手技療法を行いました。

3回目
2回目から約10日後に来院。
通常の仕事量であれば、夕方まで前腕の張りをほとんど気にせず作業できる日が増えていました。
長時間休憩を取らずにパソコン作業を続けた時には軽い張りが出るものの、以前のように手全体が重くなってマウス操作がつらくなることはありませんでした。
また、仕事後に前腕のだるさが翌日まで残ることもなくなっていました。
症状が安定してきたため、ここから約3週間施術間隔を空け、通常通り仕事を続けても状態が戻らないか確認することにしました。

4回目
3回目から約3週間後に来院。
その間も通常通りパソコンを使用していましたが、右前腕の強い張りや手のだるさは出ていませんでした。
仕事が忙しくマウス操作が多かった日に軽い疲労感を感じることはありましたが、休憩を取ることで翌日まで残らなくなっていました。
前腕や肩甲骨周囲の状態を確認しても、初回来院時のような強い緊張はみられませんでした。
3週間間隔を空けても仕事に支障が出る症状が戻らなかったため、4回目で定期的な施術を終了しました。

治療回数/期間

治療回数:4回
治療期間:約5週間
通院頻度:初回から5日後→10日後→3週間後と徐々に間隔を空けて施術

今回の経過は、
長時間パソコン作業をすると右前腕が張る
↓
午後になると手まで重だるくなる
↓
マウス操作が多い日に症状が悪化
↓
前腕・手首・肩・肩甲骨周囲への手技療法
↓
2回目:症状が出始める時間が遅くなる
↓
3回目:通常の仕事ではほとんど症状なし
↓
約3週間通常通りパソコン作業を継続
↓
4回目:強い張りや手のだるさの再発なし
↓
定期的な施術を終了
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、朝から症状があるわけではなく、パソコン作業を続けることで午後から右前腕が張り、夕方になると手まで重だるくなることが特徴でした。
約5週間の施術によって、
・前腕の張りが軽減
・手の重だるさが軽減
・症状が出始める時間が遅くなった
・長時間のマウス操作がしやすくなった
・仕事後の症状が翌日まで残らなくなった
といった変化がみられました。

今回はパソコン作業そのものを休むのではなく、普段通り仕事を続けながら症状の変化を確認しました。

再発予防として、
・マウスを必要以上に強く握らない
・手首だけでマウスを動かし続けない
・一定時間ごとにマウスから手を離す
・休憩時に手首や肘、肩を軽く動かす
・机や椅子、マウスの位置を確認する
・肩に力が入った状態で長時間作業しない
ことをお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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