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包丁で食材を切る時に肘の外側が痛くなった症例

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包丁で食材を切る時に肘の外側が痛くなった症例

ご相談いただいた症状

・1か月ほど前から右肘の外側に痛みを感じるようになった。
・料理で包丁を使い、硬い食材を切る時に特に痛い。
・ペットボトルの蓋を開ける動作でも痛みが出る。
・重いフライパンを持ち上げる時にも右肘が痛む。
・何もしていない時にはほとんど痛みはない。
・家事を休むことが難しく、毎日手や腕を使っていた。
・最初はそのうち良くなると思っていたが、徐々に料理中の痛みが気になるようになり来院された。

原因

肘の外側が痛くなる原因とは?
肘の外側には、手首や指を動かす筋肉が付着しています。
包丁を握る、物を持ち上げる、ペットボトルの蓋を開けるなど、手首や指を繰り返し使用することで前腕の筋肉や腱に負担がかかり、肘の外側に痛みが出ることがあります。
一般的に「テニス肘」と呼ばれる上腕骨外側上顆炎でも、このような症状がみられます。
名前に「テニス」と付いていますが、スポーツをしていない方でも、仕事や家事などで手首を繰り返し使用することで肘の外側に痛みが出ることがあります。

今回の患者さんの状態を確認すると、
・右肘外側に圧痛
・手首を動かした際に肘外側に痛み
・物を握った状態で力を入れると痛み
・前腕外側の強い筋緊張
・包丁を押し込む動作で痛み
がみられました。

特に硬い食材を切る際には、包丁を強く握ったまま手首にも力が入っており、右前腕から肘に負担が集中していました。
そのため今回は、痛みの出ている肘周囲だけではなく、繰り返し負担がかかっていた前腕の状態も確認しながら施術することにしました。

治療内容

1回目
初回来院時は、右肘外側の圧痛が強く、手首に力を入れる動作でも肘に痛みが出ていました。
まず肘外側から前腕にかけて、痛みの状態を確認しながら超音波治療を行いました。
その後、前腕や上腕周囲に対して手技療法を行いました。

家事を完全に休むことは難しかったため、包丁を使わないようにするのではなく、
・硬い食材を無理に切らない
・包丁を必要以上に強く握らない
・痛みが強い日は負担の大きな作業を減らす
など、できる範囲で肘への負担を減らしてもらうようお伝えしました。

2回目
数日後に来院。
施術後は肘周囲が軽く感じられたものの、料理をするとまだ痛みが出ていました。
特に硬い野菜を切る際には肘外側に痛みがあり、ペットボトルの蓋を開ける動作にも症状が残っていました。
引き続き超音波治療と前腕を中心とした手技療法を行いました。

3回目
治療開始から約1週間。
普段の家事で感じる肘の痛みが少しずつ軽減していました。
柔らかい食材を切る程度であればほとんど気にならなくなっていましたが、かぼちゃなどの硬い食材を切るとまだ痛みが出る状態でした。
また、ペットボトルの蓋を開ける際の痛みも初回来院時より軽くなっていました。
施術前後で握る動作や手首に力を入れる動作を確認しながら、超音波と手技療法を継続しました。

4回目
2週目に入ると、料理中に肘を気にすることがかなり減っていました。
包丁を使用しても通常の食材であれば問題なく切れるようになり、ペットボトルの蓋も痛みをほとんど感じずに開けられるようになっていました。
一方、重いフライパンを片手で持ち上げた時には肘外側に軽い違和感が残っていました。
前腕の緊張も初回来院時より軽減していましたが、まだ左右差があったため施術を継続しました。

5回目
日常的な料理ではほとんど痛みを感じなくなっていました。
硬い食材を切った時にも強い痛みはなく、重い物を持った際に時々違和感を感じる程度まで改善していました。
肘外側の圧痛も初回来院時と比較して大きく軽減していました。
この段階から、施術だけではなく日常生活で腕に負担を溜めないよう、前腕のセルフケアも行ってもらいました。

6回目
初回来院から3週間後。
普段通り料理をしても肘の痛みはなく、
・包丁で食材を切る
・硬い食材を切る
・ペットボトルの蓋を開ける
・フライパンを持つ
・物を握って持ち上げる
といった、初回来院時に痛みが出ていた動作を問題なく行えるようになっていました。
肘外側の圧痛もほとんどなく、日常生活で支障がない状態まで改善したため、6回目で今回の施術を終了しました。

治療回数/期間

治療回数:6回
治療期間:3週間

今回の経過は、
包丁で食材を切ると右肘の外側が痛む

ペットボトルやフライパンでも痛み

超音波+前腕を中心とした手技療法

1週目:普段の家事での痛みが軽減

2週目:通常の料理ではほぼ問題なし

3週目:硬い食材や重い物でも痛みなし

6回目で施術終了
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、毎日の料理や家事によって右肘への負担が続き、包丁で食材を切る際に肘の外側に痛みが出ていました。
3週間で6回の施術を行った結果、
・包丁を使った時の肘の痛み
・硬い食材を切った時の痛み
・ペットボトルの蓋を開ける時の痛み
・フライパンを持った時の痛み
・肘外側の圧痛
・前腕の筋緊張
が改善し、普段通り家事を行える状態になりました。

今回の症例では、単純に肘だけを施術するのではなく、包丁をどのように使った時に痛みが出るのかを確認し、負担のかかっていた前腕まで施術したことがポイントでした。
また、毎日の料理や家事をすべて休むことは難しかったため、完全に使わないようにするのではなく、痛みを悪化させない範囲で家事を続けながら施術を行いました。

再発予防として、
・包丁を必要以上に強く握らない
・硬い食材を無理に力だけで切らない
・重いフライパンなどを長時間片手で持たない
・家事の合間に腕を休ませる
・前腕に疲労を溜め込みすぎない
ことをお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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