夕方から足先が冷えて寝つきにくい
ご相談いただいた症状
・デスクワークをしている40代女性。
・以前から足先の冷えを感じやすかった。
・最近になって夕方から夜にかけて冷えが強くなってきた。
・午前中はそれほど気にならないが、仕事を終える頃には足先が冷たく感じる。
・帰宅後もなかなか足が温まらない。
・布団に入ってからも足先が冷たく、温まるまで寝つきにくいことがある。
・靴下を履いて寝ることもあるが、それでも冷えが気になる日がある。
・足のしびれや強い痛みはない。
・足の色が大きく変わることもない。
・冷えによって睡眠にも影響が出てきたため来院された。
原因
足先の冷えについて
足先の冷えは、気温だけではなく、
・長時間同じ姿勢で過ごす
・身体を動かす時間が少ない
・疲労が蓄積している
・睡眠や生活リズムが乱れている
・冷房などで身体が冷える
など、さまざまな状況で感じやすくなることがあります。
今回の患者さんは1日の大半をデスクワークで過ごしており、仕事中に立ったり歩いたりする時間が少ない状態でした。
特に忙しい日は数時間座り続けることもあり、夕方になると足先の冷えを強く感じていました。
身体の状態を確認すると、
・足先に冷えを感じる
・ふくらはぎの張り
・股関節周囲の硬さ
・腰部の筋緊張
・首肩の張り
などがみられました。
また、仕事が忙しい日は帰宅時間も遅くなり、身体が疲れていてもすぐには寝つけないことがありました。
今回は「自律神経の乱れ」など一つの原因に決めつけるのではなく、長時間のデスクワークや活動量、身体の緊張、生活リズムなども確認しながら鍼灸施術を行いました。
治療内容
1回目
初回来院時は仕事終わりで、本人からも「足先がかなり冷たい感じがする」との訴えがありました。
特に足の指先から足首周辺に冷えを感じていました。
また、
・ふくらはぎ
・腰部
・背中
・首肩
にも緊張がみられました。
今回は身体の状態を確認しながら、下肢を中心に全身へ鍼灸施術を行いました。
施術後は「足が少し温かく感じる」とのことでしたが、その場での変化だけで判断せず、帰宅後や就寝時の状態も確認してもらうことにしました。
2回目
1週間後に来院。
初回施術後は、その日の夜は普段より足先の冷えが気にならず、寝つきも良かったとのことでした。
ただし数日経つと夕方の冷えは再び感じるようになり、特に仕事が忙しく座っている時間が長かった日に症状が強く出ていました。
鍼灸施術を継続するとともに、仕事中も可能な範囲で立ち上がったり、足首を動かしたりするようお伝えしました。
3回目
2回目から1週間後に来院。
以前はほぼ毎日のように夕方から足先の冷えが気になっていましたが、この頃から冷えをあまり気にせず過ごせる日が増えてきました。
布団に入った時の足の冷たさも以前より軽く、冷えが原因でなかなか寝つけない日は減っていました。
一方、残業が長かった日は足先の冷えを感じることがあったため、身体の状態を確認しながら鍼灸施術を行いました。
症状が安定してきたため、次回は少し間隔を空けて経過を見ることにしました。
4回目
3回目から2週間後に来院。
仕事が忙しい日でも以前ほど強い足先の冷えを感じることはなくなっていました。
布団に入ってから足が冷たくて眠れないこともほとんどなくなり、靴下を履かずに眠れる日も増えていました。
2週間間隔を空けても大きく症状が戻らなかったため、今回で定期的な施術を終了し、今後は症状が気になる時に相談してもらうことにしました。
治療回数/期間
治療回数:4回
治療期間:約1か月
通院頻度:最初の3回は週1回、その後2週間空けて状態を確認
今回の経過は、
夕方になると足先が冷える
↓
帰宅後も温まりにくい
↓
布団に入っても足が冷たく寝つきに影響
↓
鍼灸施術を開始
↓
2回目:施術後は冷えが気になりにくい日が出てくる
↓
3回目:夕方の冷えを感じない日が増える
↓
就寝時の冷えも軽減
↓
2週間間隔を空けて経過を確認
↓
4回目:強い冷えの再発なし
↓
定期的な施術を終了
となりました。
結果と予防
今回の患者さんは、午前中よりも長時間デスクワークをした後の夕方から足先の冷えが強くなることが特徴でした。
また、帰宅後も足が温まりにくく、布団に入ってからの寝つきにも影響していました。
鍼灸施術とあわせて、仕事中に長時間座り続けないよう意識してもらい、経過を確認しました。
約1か月の経過で、
・夕方の足先の冷えを感じる日が減った
・仕事が忙しい日の冷えが軽くなった
・布団に入った時の足の冷たさが軽減した
・冷えによって寝つきにくい日が減った
・2週間間隔を空けても大きく症状が戻らなかった
といった変化がみられました。
日常生活では、
・長時間座り続けず定期的に身体を動かす
・仕事中に足首を動かす
・入浴などで身体を温める
・睡眠時間や生活リズムをできる範囲で整える
・冷えが強い日は無理をせず身体を休める
こともお伝えしました。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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