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寝返りを打つと背中から脇腹の痛み

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寝返りを打つと背中から脇腹の痛み

ご相談いただいた症状

・週3〜4回ジムで筋力トレーニングをしている。
・背中のトレーニングをした翌日から右背中〜脇腹に痛みを感じるようになった。
・トレーニング中に突然痛めた感覚はなかった。
・普通に歩く、座るなどの日常動作ではほとんど痛みはない。
・夜、布団の中で寝返りを打つと右背中から脇腹に痛みが走る。
・身体を左へひねった時にも同じ場所に痛みが出る。
・起き上がる時に身体をひねると軽い痛みがある。
・咳や呼吸では強い痛みはなかった。
・数日休めば治ると思っていたが、寝返りの痛みが続いたため来院された。

原因

筋トレ後に背中から脇腹が痛くなる原因は?
背中のトレーニングでは、広背筋をはじめとした背部の筋肉だけではなく、肩甲骨周囲や体幹を安定させる筋肉にも負荷がかかります。

特に、
・懸垂
・ラットプルダウン
・ローイング系の種目
などでは、腕を引く動作とともに背中や体幹周囲の筋肉が繰り返し使われます。

今回の患者さんは、普段より背中のトレーニング量が多く、最後の種目までしっかり追い込んだ翌日から症状が出ていました。

身体の状態を確認すると、
・右背部〜脇腹周囲の筋緊張
・身体を左へひねった時の右背部痛
・右腕を上げながら身体をひねると症状が強くなる
・胸椎周囲の動きの硬さ
がみられました。

一方で、安静時の強い痛みや呼吸時痛、足へのしびれなどはありませんでした。
今回は、トレーニングによって背部から体幹周囲へ負担がかかった可能性を考え、痛みのある場所だけではなく、肩甲骨や胸郭周囲の動きも確認しながら施術を行うことにしました。

治療内容

1回目
初回来院時は、正面を向いて座っている状態ではほとんど痛みはありませんでした。
しかし、身体を左へひねると右背中から脇腹に痛みが出ていました。
また、ベッド上で実際に寝返りを行ってもらうと、右側から左側へ身体を返す際に同様の痛みが再現されました。

今回は、
・背部
・肩甲骨周囲
・脇腹周囲
・胸椎周囲
を中心に手技療法を行いました。
施術後は身体をひねった時の痛みが軽減しました。
背中のトレーニングはいったん休み、胸や脚などについても背中に痛みが出る種目は避けてもらうことにしました。

2回目
初回から3日後に来院。
日中はほとんど痛みを感じなくなっていました。
寝返りについても、
「痛くて目が覚めることはなくなった」
とのことでした。
ただし、勢いよく寝返りを打った時や身体を大きくひねった時には、右脇腹寄りに軽い痛みが残っていました。
身体をひねった時の可動域は初回より広がっていましたが、右背部から脇腹にかけて筋緊張が残っていたため、手技療法を継続しました。
この時点ではまだ背中のトレーニングは再開せず、日常生活で完全に痛みがなくなるまで様子をみることにしました。

3回目
2回目から約1週間後に来院。
寝返りを打っても痛みはなく、身体を左右へひねる動作でも症状は出ていませんでした。
起き上がり動作や腕を上げながら身体をひねる動作も問題ありませんでした。
日常生活で痛みがなくなっていたため、背中のトレーニングを軽い負荷から再開していました。
最初は普段より重量を落とし、
・軽めのラットプルダウン
・軽めのローイング
から行ってもらいましたが、トレーニング中・終了後・翌日ともに痛みは出ませんでした。
身体の動きと背部の状態を再確認し、問題がなかったため3回目で施術を終了しました。

治療回数/期間

治療回数:3回
治療期間:約2週間
通院頻度:初回から3日後に2回目、その約1週間後に状態を確認

今回の経過は、
背中の筋トレ翌日から右背中〜脇腹に痛み
↓
日中は平気だが寝返り・体幹回旋で痛い
↓
背部・肩甲骨・脇腹・胸椎周囲への手技療法
↓
2回目:寝返りで目が覚める痛みは消失
↓
勢いのある寝返り・大きなひねりでは軽い痛み
↓
背中トレーニングはもう少し休止
↓
3回目:寝返り・体幹回旋ともに痛みなし
↓
軽い重量から背中トレーニング再開
↓
翌日も症状が出ないことを確認し施術終了
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、背中のトレーニング翌日から右背中〜脇腹に痛みが出ていました。
特徴的だったのは、歩行や座っている時にはほとんど症状がなく、寝返りや身体をひねる動作で痛みが再現されたことです。
3回の施術と一時的なトレーニング負荷の調整によって、
・寝返りでの背中〜脇腹の痛み
・身体をひねった時の痛み
・起き上がる時の痛み
・背部〜脇腹周囲の筋緊張
が軽減しました。

今回は痛みが少し軽くなった段階ですぐ高重量へ戻すのではなく、日常生活で痛みがないことを確認してから、軽い重量で背中のトレーニングを再開しました。

トレーニング再開時には、
軽い重量で動作を確認
↓
トレーニング中に痛みがないか確認
↓
終了後の状態を確認
↓
翌日に痛みが戻らないか確認
↓
問題がなければ徐々に負荷を戻す

という流れをお伝えしました。

また、再発予防として、
・急にトレーニング量を増やさない
・疲労が強い状態で無理に追い込まない
・ウォーミングアップで肩甲骨や体幹を動かす
・痛みが出た状態で高重量を続けない
・重量だけでなくセット数や種目数も調整する
こともお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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