変形性股関節症で右股関節の痛みに悩んでいた症例
ご相談いただいた症状
・以前から右の股関節に痛みがあった。
・整形外科を受診し、変形性股関節症と言われている。
・歩行や立ち上がりなど、日常生活の動作で股関節に痛みを感じる。
・動き始めに股関節が動かしにくく感じることがある。
・痛みが強い日は、歩くこと自体が負担になっていた。
・できることなら手術はしたくないという希望があった。
・変形そのものが元に戻るわけではないことは理解しているが、「少しでも痛みを減らして日常生活を楽にしたい」とのことで来院された。
原因
変形性股関節症とは?
変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ったり、関節の形が変化したりすることで、股関節の痛みや動かしにくさが現れる疾患です。
症状が進行すると、
・歩き始めに股関節が痛い
・長時間歩くと痛みが強くなる
・立ち上がる時に痛い
・靴下を履く動作がしにくい
・股関節が動かしにくい
など、日常生活にも影響が出ることがあります。
今回の患者さんはすでに医療機関で変形性股関節症と言われており、右股関節の痛みに悩んでいました。
身体の状態を確認すると、
・右股関節周囲の筋緊張が強い
・臀部にも強い緊張がみられる
・股関節の動きに左右差がある
・股関節を動かすと痛みが出る
・歩行時に右股関節をかばうような動きがみられる
といった状態でした。
変形性股関節症によって生じた関節の変形そのものを、当院の施術によって元の状態へ戻すことはできません。
そのため今回は、変形を治すことではなく、股関節周囲の負担を軽減し、できるだけ痛みを抑えながら日常生活を送りやすくすることを目標に施術を行いました。
治療内容
1週目
最初の1週間は2回施術を行いました。
初回来院時は右股関節周囲の痛みが強く、歩行や立ち上がりなどの日常生活でも症状が気になる状態でした。
まず股関節の状態や動かせる範囲を確認し、痛みが出ている右股関節周囲に超音波治療を行いました。
さらに、
・臀部
・太もも
・股関節周囲
の筋肉を中心に手技療法を行いました。
無理に股関節を大きく動かすのではなく、痛みが強くならない範囲で施術を行っています。
1週目に2回施術したところ、初回来院時と比較して股関節の痛みが軽減し、歩行や立ち上がりも少し楽になりました。
2週目以降
2週目からは、身体の状態を確認しながら週1回のペースに変更しました。
施術後は右股関節周囲の痛みが軽減し、日常生活でも以前より動きやすい状態が続くようになっていました。
一方で、長時間歩いた日や身体への負担が大きかった日には、多少の痛みが出ることもありました。
そのため、
・右股関節周囲への超音波治療
・臀部への手技療法
・太もも周囲への手技療法
・痛みのない範囲での股関節の動きの確認
を継続しました。
週1回で3回施術を行うなかで、少しずつ痛みを感じる場面が減り、日常生活も楽になっていきました。
5回目
合計5回の施術を行った頃には、初回来院時と比較して右股関節の痛みがかなり軽減していました。
変形性股関節症自体が治ったわけではありませんが、
・歩行時の痛みが軽くなった
・立ち上がりが楽になった
・日常生活で股関節を気にすることが減った
・身体を動かしやすくなった
といった変化がみられました。
患者さんからも、**「前より日常生活が楽になった」**とのお話がありました。
現在は痛みが落ち着いているため、定期的に通院を続けるのではなく一旦施術を終了しています。
今後、再び股関節の痛みが強くなった際には来院していただき、その時の状態を確認しながら施術を行うことにしました。
治療回数/期間
治療回数:5回
1週目:2回
2週目以降:週1回×3回
今回の経過は、
変形性股関節症による右股関節痛
↓
歩行・立ち上がりなど日常生活にも影響
↓
1週目:2回施術
↓
超音波+股関節・臀部・太もも周囲への手技
↓
痛みが徐々に軽減
↓
2週目以降:週1回×3回
↓
日常生活での痛みが軽減し、動きやすくなる
↓
合計5回で一旦施術終了
↓
今後は痛みが強くなった際に来院
という経過になりました。
結果と今後
今回の患者さんは、医療機関で変形性股関節症と言われており、右股関節の痛みに悩んでいました。
ご本人には「できるだけ手術はしたくない」という希望がありましたが、変形性股関節症による関節の変形そのものを施術によって元に戻すことはできません。
その点についてお伝えしたうえで、今回は**「変形を治す」のではなく、「今感じている痛みを少しでも軽減し、日常生活を送りやすくする」こと**を目標に施術しました。
超音波治療と股関節周囲への手技療法を行い、合計5回の施術後には、
・右股関節の痛みが軽減
・歩行が以前より楽になった
・立ち上がりがしやすくなった
・日常生活で股関節を気にすることが減った
といった変化がみられました。
変形性股関節症の場合、症状が軽減しても関節の状態そのものが元に戻ったわけではないため、今後再び痛みが出る可能性があります。
そのため今回は無理に通院を続けるのではなく、日常生活に大きな支障がない状態になったところで一旦終了し、再び痛みが強くなった場合に来院していただくことにしました。
日常生活では、
・痛みを我慢して長時間歩き続けない
・同じ姿勢を長時間続けない
・体調に合わせて活動量を調整する
・股関節に強い痛みが出る動作を無理に繰り返さない
・適度に身体を動かし、股関節周囲の筋力や動きを維持する
こともお伝えしました。
当院では変形性股関節症に対して、変形そのものを「治す」と考えるのではなく、現在の身体の状態を確認しながら、痛みを軽減して少しでも日常生活を送りやすくすることを目的に施術を行っています。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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