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サッカーで足首を捻挫し走ると痛みが出ていた症例

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サッカーで足首を捻挫し走ると痛みが出ていた症例

ご相談いただいた症状

・社会人になってからも定期的にサッカーを続けていた。
・サッカー中に相手選手と競り合った際、着地で右足首を内側に捻った。
・受傷直後から外くるぶし周辺に痛みがあり、徐々に腫れも出てきた。
・歩くことはできたものの、右足に体重をかけると痛みがあった。
・特に走る、ジャンプ、方向転換などのサッカー動作は難しい状態だった。
・できるだけ早くサッカーへ復帰したいとのことで、受傷後から来院された。

原因

足首の捻挫とは?
足首の捻挫は、スポーツ中の着地や方向転換などで足首を強く捻り、靱帯などの組織を痛めることで起こります。
特に足首を内側へ捻ることで、外くるぶし周辺の靱帯を損傷するケースが多くみられます。

今回の患者さんも、相手選手と競り合った後の着地で右足首を内側へ捻っていました。
身体の状態を確認すると、
・外くるぶし周辺に圧痛がある
・外くるぶし周辺に腫れがある
・足首を動かすと痛みが出る
・右足へ体重をかけると痛い
・足首の可動域に左右差がある
といった状態が確認されました。

受傷直後だったため、最初から強く動かしたり患部を揉んだりするのではなく、受傷からの経過に合わせて施術内容と運動量を変えていくことにしました。
また、できるだけ早くサッカーへ戻りたいという希望があったため、施術だけでなくテーピングの方法も指導し、再発予防まで含めて競技復帰を進めました。

治療内容

1週目
受傷後最初の1週間は、3回施術を行いました。
初回来院時は外くるぶし周辺に腫れと圧痛があり、歩行時にも痛みが出ていました。
急性期だったため、患部を強く揉むことはせず、状態を確認しながら超音波治療を行いました。
また、足首へ負担をかけない範囲でふくらはぎや足部周囲の状態を確認しました。
この時期はサッカーを休んでもらい、無理に走ったりジャンプしたりしないようにしました。
さらに、日常生活で足首へ過度な負担がかからないようテーピングの方法も指導しました。
自分でも巻けるように貼る位置や強さを確認し、必要に応じて日常生活でも使用してもらいました。
1週目の3回目には腫れが軽減し、通常の歩行では痛みを感じることが少なくなっていました。

2週目
2週目は2回施術を行いました。
日常生活ではほとんど痛みがなくなり、外くるぶし周辺の圧痛も初回来院時と比較して軽減していました。

一方で、
・強く踏み込む
・ジャンプする
・走る
・急に方向転換する
といった動作にはまだ不安が残っていました。
腫れが落ち着いてきたため、超音波治療を継続しながら、ふくらはぎや足関節周囲への手技療法も行いました。

初回来院時にみられた足首の可動域制限についても改善してきたため、状態を確認しながら少しずつ運動負荷を上げました。
まずは、
歩行

軽いジョギング

ジャンプ

スピードを上げたランニング
と段階的に確認しました。
痛みが出ない範囲で軽い運動を開始しましたが、この時点ではサッカーへの完全復帰はまだ行いませんでした。
テーピングについても継続し、運動時に足首が不安定にならないようセルフケアとして使用してもらいました。

3週目
3週目も2回施術を行いました。
日常生活では完全に痛みがなく、ランニングやジャンプでも症状は出なくなっていました。

そこでサッカーで必要になる、
・ダッシュ
・急停止
・切り返し
・片脚でのジャンプ
・キック動作
まで確認しました。
これらの動作でも右足首に痛みはなく、受傷直後にみられた腫れや圧痛もなくなっていました。
足首の可動域についても左右差がほとんどなくなり、競技動作を行っても症状が再現されませんでした。

そのため、段階的にサッカーへ復帰してもらいました。
復帰時には再発予防として、運動前に自分でテーピングを行えるよう巻き方を再確認しました。
実際のサッカーでも問題がなく、痛みや腫れが戻らなかったため、3週目で今回の施術を終了しました。

治療回数/期間

治療期間:約3週間
治療回数:7回
1週目:3回
2週目:2回
3週目:2回

今回の経過は、
サッカー中の着地で足首を捻挫

1週目:腫れ・歩行時痛あり/3回施術

超音波+テーピング指導

2週目:日常生活ではほぼ痛みなし/2回施術

ジョギング・ジャンプ・ランニングへ段階的に負荷を上げる

3週目:ダッシュ・切り返し・キックまで確認/2回施術

サッカーへ復帰

痛み・腫れの再発がないことを確認して終了
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、サッカー中の着地で右足首を捻り、外くるぶし周辺に痛みと腫れが出て来院されました。
3週間・7回の施術によって、
・歩行時の痛み
・外くるぶし周辺の腫れ
・圧痛
・足首の動きの硬さ
・ランニング時の痛み
・ジャンプ時の痛み
・切り返し時の痛み
はいずれも改善しました。

今回特に重視したのは、「歩けるようになった=サッカーに復帰できる」と判断しなかったことです。
サッカーでは通常の歩行とは違い、ダッシュ・ジャンプ・急停止・切り返しなど、足首に大きな負荷が加わります。

そのため、
歩行 → ジョギング → ジャンプ → ダッシュ → 切り返し → サッカー
と段階的に負荷を上げながら、その都度痛みや腫れが出ないかを確認しました。
また、足首の捻挫は一度症状が落ち着いても、足首の不安定感が残った状態でスポーツへ戻ると再受傷につながることがあります。

再発予防として、
・運動前に足首を十分に動かすこと
・いきなり全力でプレーしないこと
・足首やふくらはぎの柔軟性を維持すること
・片脚でのバランストレーニングを取り入れること
・復帰直後は必要に応じてテーピングを使用すること
・違和感や腫れが出た場合は早めに運動量を調整すること
をお伝えしました。

当院では足首の捻挫に対して、痛みや腫れを軽減することだけではなく、実際のスポーツで必要となる動作まで確認し、競技へ戻った後の再発予防まで考えながら施術を行っています。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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