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歩くのもつらい脊柱管狭窄症に鍼灸と往診を行った症例

当院のコンセプト
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歩くのもつらい脊柱管狭窄症に鍼灸と往診を行った症例

ご相談いただいた症状

・約20年前から脊柱管狭窄症による腰痛に悩まされていた。
・今回来院された時には症状がかなり強くなっており、歩いて院内へ入ることも大変な状態だった。
・施術用のベッドへ上がる動作にも時間がかかり、一つひとつの動作を慎重に行う必要があった。
・腰だけでなく、お尻から太ももにかけての痛みが特に強く出ていた。
・脚を持ち上げる動作もしづらく、歩行や日常生活に支障が出ていた。
・長年続いている症状ではあったものの、少しでも歩きやすくして日常生活の負担を減らしたいとのことで施術を開始した。

原因

脊柱管狭窄症とは?
腰部脊柱管狭窄症は、加齢による背骨や椎間板などの変化によって神経の通り道である「脊柱管」が狭くなり、神経が圧迫されることで症状が現れる疾患です。
腰痛だけでなく、お尻から脚にかけて痛みやしびれが出ることがあります。
また、歩いていると脚の痛みやしびれが強くなり、少し休むと再び歩けるようになる「間欠性跛行」も特徴的な症状の一つです。
今回の患者さんは約20年前から脊柱管狭窄症による腰痛があり、来院時には歩行やベッドへ上がる動作にも大きな負担がかかっていました。

特に確認したのが、
・お尻から太ももにかけて強い痛みが出ていたこと
・臀部周囲の筋緊張が強かったこと
・股関節の動きが低下していたこと
・脚を持ち上げる動作がしづらかったこと
・歩行やベッドへ上がる動作そのものが身体的な負担になっていたこと
です。

20年以上続いている脊柱管狭窄症そのものを鍼灸によって「治す」という考え方ではなく、今回は現在強く出ている臀部から太ももの痛みや身体の動かしにくさを軽減し、日常生活で少しでも動きやすい状態を目指すことを施術の目的としました。

治療内容

初回〜2週間
初回来院時は歩くこと自体がつらく、施術用ベッドへ上がることにも苦労する状態でした。
腰にも長年の痛みがありましたが、この時点で最も強かったのはお尻から太ももにかけての痛みでした。
そのため、腰だけに施術するのではなく、臀部から太もも周囲の状態を確認し、症状が強く出ている部分を中心に鍼灸治療を行いました。
高齢で症状も強かったため、毎回同じ刺激量で施術するのではなく、その日の体調や痛みを確認しながら刺激量を調整しました。
初期は状態を細かく確認するため、週2回のペースで施術を行いました。

3〜4週目
週2回の施術を続けることで、お尻から太ももにかけての痛みは少しずつ軽減していきました。
歩行についても初回来院時より動きやすくなっていましたが、症状には日によって波がありました。
一方で、施術開始から約1か月経過した頃、当院まで通院すること自体が患者さんにとって大きな負担になってきました。
施術そのものを継続できても、院まで移動することで疲労してしまっては身体への負担が大きくなります。
そこで患者さんの状態を考慮し、院内での施術からご自宅への往診へ切り替えることにしました。

往診へ切り替えてから
往診1回目
往診へ切り替えたことで、院まで移動する必要がなくなりました。
また、通院時よりも施術時間を長めに確保できるようになったため、治療頻度を週2回から週1回へ変更しました。
自宅でも鍼灸治療を継続し、その日の症状を確認しながら施術内容を調整しました。

特に、
・お尻から太ももにかけての痛み
・臀部周囲の筋緊張
・股関節の動き
・脚の上げにくさ
を毎回確認しました。

往診2回目
臀部から太ももにかけての痛みは徐々に落ち着き、日常生活での動作にも変化がみられるようになりました。
この時期には、単純に痛みが出ている場所だけを施術するのではなく、脚を持ち上げにくいという動作にも注目しました。
股関節周囲の状態を確認し、動きを妨げている筋肉に対して鍼灸と手技による施術を行いました。
80代という年齢も考慮し、強く動かしたり無理に可動域を広げたりせず、その日の身体の状態に合わせて施術しました。

往診3回目
往診へ切り替えてから3週間が経過。
お尻から太ももの痛みが軽減し、脚の上げにくさや歩行についても改善がみられました。
そして、再びご自身で当院まで来院できる状態になりました。
そこで往診を終了し、再び院内での施術へ切り替えることにしました。
現在は来院での施術を継続しながら、歩行状態や臀部・太ももの痛み、股関節の動きを確認して経過をみています。

治療回数/期間

院内施術:約1か月
初期治療頻度:週2回
往診期間:約3週間
往診頻度:週1回
現在:再び来院での施術へ移行し、継続治療中
今回の症例では、治療回数を決めて短期間で終了するのではなく、患者さんの身体の状態や**「通院そのものができるか」**まで含めて施術計画を変更しました。

現在の経過
今回の患者さんは、約20年前から腰痛が続いており、初回来院時には歩くことや施術用ベッドへ上がることにも苦労していました。
特に強かった臀部から太ももの痛みを中心に鍼灸治療を行い、
・お尻から太ももにかけての痛みの軽減
・歩行時の負担の軽減
・脚の上げにくさの改善
・股関節の動きの改善
が徐々にみられました。

そして今回の症例で大きな変化となったのが、
来院での治療

通院自体が負担となり往診へ変更

3週間の往診治療

再びご自身で来院できる状態へ
という経過です。

施術を継続するうえでは、「どの施術をするか」だけでなく、患者さんが無理なく治療を受けられる環境を作ることも重要です。
特に高齢の方の場合、症状が強い時期には通院そのものが身体への大きな負担になることがあります。
今回はその時の状態に合わせて往診へ切り替え、移動による負担を減らしながら鍼灸治療を継続しました。
また、毎回同じ施術を繰り返すのではなく、
・その日はどこが一番痛いのか
・どの動作がしづらいのか
・脚をどの程度持ち上げられるのか
・歩行状態に変化があるか
を確認しながら、臀部・太もも・股関節など施術する場所や刺激量を調整しています。
現在は再び当院まで来院できるようになりましたが、20年来の症状でもあるため、「治癒した」と判断せず、日常生活や歩行状態を確認しながら継続して経過をみています。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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