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口を開けると顎が痛く頭痛も起きていた顎関節症

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口を開けると顎が痛く頭痛も起きていた顎関節症

ご相談いただいた症状

・口を大きく開けると右側の顎に痛みが出る。
・硬い物を噛んだり、長く食事をしたりすると顎が疲れる。
・朝起きた時に顎周辺の疲労感や重だるさを感じることが多かった。
・仕事が忙しい時ほど無意識に歯を食いしばっていることがあった。
・顎の症状と一緒に、こめかみ周辺の頭痛が起こることがあった。
・デスクワークが多く、首や肩のこりも感じていた。

原因

顎関節症とは?
顎関節症は、顎の関節や顎を動かす筋肉などに負担がかかることで、顎の痛み、口の開けにくさ、顎を動かした際の音などが現れる状態です。
顎だけに問題があるとは限らず、食いしばりや歯ぎしり、長時間のデスクワークによる姿勢など、さまざまな要因が重なって症状につながることがあります。
今回の患者さんで特に強い緊張がみられたのが、咬筋と側頭筋でした。
咬筋は頬のあたりにある噛むための筋肉で、側頭筋はこめかみ付近から顎につながっている筋肉です。
食いしばりなどでこれらの筋肉を長時間緊張させると、顎周囲の痛みだけでなく、側頭部の痛みや頭痛と関連する場合があります。

今回の患者さんは、
・仕事中に無意識の食いしばりがみられたこと
・咬筋と側頭筋の緊張が強かったこと
・デスクワークによって頭が前に出る姿勢が長時間続いていたこと
・胸鎖乳突筋や僧帽筋など首肩周囲の筋肉にも強い緊張がみられたこと
・顎の痛みが強い時期と、こめかみ周辺の頭痛が出やすい時期が重なっていたこと
が確認されました。
そのため、顎だけを施術するのではなく、咬筋・側頭筋から首・肩周囲まで確認し、顎へ負担が集中しにくい状態を目指して施術を行いました。
なお、頭痛にはさまざまな原因があるため、今回も「顎関節症だけが頭痛の原因」とは断定せず、頭痛の状態を確認しながら経過をみていきました。

治療内容

初回
口を大きく開けた際に右顎へ痛みがあり、咬筋・側頭筋には強い緊張がみられました。
また、首から肩にかけても筋緊張が強く、特にデスクワーク後は症状が出やすい状態でした。
初回は顎周囲へ強い刺激を加えすぎないよう注意しながら、咬筋・側頭筋や首肩周囲を中心に鍼灸治療と手技療法を行いました。
施術後は口を開けた際の顎の張りが軽減し、開けやすさにも変化がみられました。
また、自宅では、
・仕事中に上下の歯を接触させ続けないよう意識すること
・硬い物を長時間噛み続けないこと
・首や肩のストレッチを行うこと
・顎を無理に大きく開けるストレッチは行わないこと
をお伝えしました。

2〜3回目
週1回のペースで施術を継続しました。
口を開けた際の痛みは徐々に軽減し、食事中に感じていた顎の疲労感も以前より少なくなりました。
こめかみ周辺の頭痛についても、以前と比較して起こる頻度が減っていました。
ただし、仕事が忙しく長時間パソコン作業をした日や、食いしばりが強かった日は顎の重だるさが戻ることがありました。
そのため、咬筋・側頭筋だけでなく、首・肩・肩甲骨周囲への施術も継続しました。

4〜5回目
食事中の顎の痛みはほとんど気にならなくなり、以前より大きく口を開けられるようになりました。
また、朝起きた時に感じていた顎の疲労感も軽減しました。
頭痛についても頻度が大きく減り、仕事が忙しい日でもこめかみの痛みが出ない日が増えてきました。
症状が落ち着いてきたため、この時期からは痛みを取る施術だけでなく、首肩や肩甲骨の動きを整えるなど再発予防も意識して施術を行いました。

6回目
大きく口を開けても右顎に痛みはなく、普段の食事でも症状を感じなくなりました。
こめかみ周辺の頭痛もほとんど出なくなり、首肩周囲の緊張も初回来院時と比較して改善していました。
仕事中の食いしばりにも自分で気づけるようになり、力を抜く習慣もついてきたため、セルフケアを継続していただくことをお伝えして施術を終了しました。

治療回数/期間

治療回数:6回
治療期間:約1か月半
治療頻度:週1回
顎の痛みだけでなく頭痛の頻度や首肩の状態も確認しながら、段階的に施術を行いました。

結果と予防
約1か月半の施術により、
・口を大きく開けた際の顎の痛み
・食事中の顎の疲労感
・朝起きた時の顎の重だるさ
・こめかみ周辺の頭痛
・首や肩の筋緊張
はいずれも改善しました。

今回の症例では、顎だけに施術を行うのではなく、食いしばりによって負担がかかっていた咬筋・側頭筋や、デスクワークで緊張していた首肩周囲まで確認したことがポイントです。
また、頭痛についても施術を重ねるにつれて、「痛みの強さ」だけでなく「頭痛が起こる頻度」も徐々に減少していきました。

再発予防として、
・仕事中に上下の歯を接触させ続けないこと
・食いしばっていることに気づいたら顎の力を抜くこと
・長時間のデスクワークでは定期的に姿勢を変えること
・首や肩のストレッチを継続すること
・硬い物を長時間噛み続けないこと
をお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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