家事で手首が痛くなる腱鞘炎
ご相談いただいた症状
・料理中に包丁を使うと親指側の手首が痛くなる。
・野菜を切る時間が長くなると痛みが強くなっていた。
・フライパンを持つ動作やペットボトルのキャップを開ける動作でも痛みがあった。
・毎日の家事で手首を休めることができず、不安を感じながら生活していた。
原因
腱鞘炎とは?
腱鞘炎は、親指を動かす腱とその周囲の腱鞘が繰り返し擦れることで炎症が起こり、手首や親指の付け根に痛みが生じる疾患です。
手首だけが原因ではなく、前腕や肩周囲の筋肉が硬くなることで、手首へ負担が集中しやすくなります。
今回の患者さんは、
・毎日の料理で包丁を使う時間が長かったこと
・前腕の筋肉が硬くなり、腱への負担が増えていたこと
・肩から腕にかけて筋緊張がみられたこと
・手首を繰り返し使う生活が続いていたこと
が確認されました。
そのため、手首だけではなく前腕から肩までを含めた全身のバランスを整え、炎症を抑えることを目的に鍼灸治療を行いました。
治療内容
初回
親指側の手首に圧痛がみられ、前腕の筋肉にも強い緊張が認められました。
前腕から肩周囲の筋肉を中心に鍼灸治療を行い、筋肉の緊張緩和と血流改善を図りました。
また、
・包丁を強く握り込み過ぎないこと
・長時間の調理では途中で休憩を入れること
・家事後に前腕のストレッチを行うこと
をお伝えしました。
2回目
包丁を使った際の痛みは初回より軽減し、調理後の痛みも短時間で落ち着くようになっていました。
引き続き鍼灸治療を行い、前腕の筋緊張を改善するとともに、手首の負担を減らす施術を行いました。
3回目
包丁を使っても痛みはほとんど気にならなくなり、日常生活でも支障なく家事が行えるようになりました。
前腕の柔軟性も改善し、親指側の圧痛も消失したため施術を終了しました。
治療回数/期間
治療回数:3回
治療期間:約3週間(週1回)
結果と予防
約3週間の鍼灸治療により、
・包丁を使う際の手首の痛み
・親指側の圧痛
・家事中の痛み
はいずれも改善し、日常生活に支障なく過ごせるようになりました。
再発予防として、
・調理前後に前腕のストレッチを行うこと
・手首だけでなく肘や肩も使って作業すること
・長時間同じ作業を続けないこと
・違和感がある場合は早めにケアを行うこと
をお伝えしました。
腱鞘炎は手首だけでなく、前腕や肩の筋肉の硬さ、身体の使い方も大きく関係しています。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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