【急な首の激痛】首が動かせない痛みを1か月で解消した実例
ご相談いただいた症状
・朝起き上がろうとした瞬間、首の付け根に走るような激痛が走り、そこから右も左も全く首が動かせなくなってしまった
・首を前後に倒すことはもちろん、横を向くことや、うなずく動作すら激痛が走り、首をすくめた状態で体ごと振り向くしかない状態
・首の付け根(頭と首の境目周辺)にズキズキとした強い痛みがあり、じっとしていても鈍い痛みが重く響く
・「仕事や家事に支障が出て困る」「このまま固まってしまわないか」と大きな不安を抱えて当院へ来院された
原因
突然首が動かせなくなる症状は、一般的に「寝違え」や「ギックリ首(急性頸部捻挫)」と呼ばれます。長時間のデスクワークや不自然な寝姿勢、日常的な疲労の蓄積により、首の筋肉や関節包(関節を包む膜)に強い炎症や急性の肉離れのような状態が起きることで発生します。
今回の患者さんは
長時間のパソコン作業による「ストレートネック気味」の姿勢で、日常的に首の付け根へ慢性的な負担がかかっていたこと
蓄積した緊張により、首の付け根にある深層筋(後頭下筋群や頭板状筋)が過剰に収縮し、首の関節(環軸関節など)の動きを完全にロックしてしまっていたこと
急性の強い炎症により、脳が「これ以上動かすと危険」と判断して筋肉を緊張させていた状態
がみられ、痛みの強い炎症を抑えつつ、ロックされた筋肉と関節を安全に解放してあげることが最優先のアプローチと考えられました。
治療内容
強い炎症と強い筋肉の緊張がある初期段階では、無理な手技(強いマッサージやボキボキする矯正)はかえって悪化させる危険があるため、音波治療(超音波治療)を中心とした低刺激で効果の高いアプローチを行い、段階的に通院頻度を調整しながら進めました。
◇初期(1週目:週3回の集中アプローチ/鎮痛と消炎)
まずは急性の強い炎症を素早く鎮め、首が少しでも動かせる状態を作ることを最優先にしました。
手技では触れられない首の付け根の深層筋に対し、超音波治療(音波治療)の微細振動と 温熱効果を施し、深部の炎症を鎮めつつ過度な緊張を緩和
首に負担をかけないよう、手首や背中(胸椎)などの離れた部位から首の緊張をゆるめるソフトな徒手アプローチ
を集中して実施。週3回ペースで集中的にアプローチしたことで、3回目の施術後には首を左右に3割程度動かせるまでに回復しました。
◇中期(2〜3週目:週1回ペースへ移行/可動域の回復と首のロック解除)
激しい痛みが引き、動かせる範囲が広がってきた段階で通院頻度を週1回へ変更。
首の付け根の深層筋(後頭下筋群)への超音波治療を継続しながら、首の骨(頸椎)の関節の動きをスムーズにする微細な骨格調整
首への負担を減らすため、巻き肩になっている肩甲骨や胸郭の柔軟性を戻すアプローチを並行。
3週目が終わる頃には、日常で首を動かす際の激しい痛みはほぼ消失し、7〜8割程度の可動域を取り戻しました。
◇後期(4週目:1か月目/可動域の完全回復と定着)
首を上下左右へスムーズに動かせるか最終確認を行い、痛みの出ない状態を定着させました。
残った首の付け根の違和感を取り除くための仕上げのアプローチ
仕事中に首の付け根を固めないための、正しい姿勢の意識付けとセルフケアの指導
通院開始からちょうど1か月(計6回ほどの施術)で、首の痛みや可動域制限は完全に解消。急に動かなくなったのが嘘のように、元通りスムーズに首を動かせる状態を取り戻されました。
治療回数/期間
治療回数: 6回(初期:週3回×1週間、その後:週1回×3週間)
期間: 1か月
結果と予防
急に首が動かせなくなり強い不安を感じておられましたが、初期に音波治療で深部の炎症と緊張へ的確にアプローチしたことで、無理なく安全に痛みを解消することができました。
再発予防として
デスクワークの合間に首の付け根の負担を減らす「あご引きストレッチ」
首を冷やさないための保温対策と、ぬるめのお湯での入浴
肩甲骨を寄せて胸を開く、1分間のリフレッシュ運動
をお伝えし、現在は首の痛みを再発させることなく快適にお仕事を続けられています。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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