つらい生理痛に悩んでいた女性が鍼灸で改善した症例
ご相談いただいた症状
・学生の頃から生理痛が強く、毎月悩んでいた
・生理初日から2日目にかけて下腹部の痛みが強くなる
・腰の重だるさもあり、仕事に集中できないことがあった
・身体が冷えやすく、特に足先の冷えを感じていた
・生理のたびに痛みを繰り返すため、身体を根本から整えたいと思い来院された
原因
生理痛とは?
生理痛(月経痛)は、子宮の収縮や骨盤内の血流低下、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が重なって起こる症状です。
また、身体の冷えやストレス、睡眠不足なども症状を強くする要因になることがあります。
今回の患者さんは、
・骨盤周囲の筋肉が硬くなっていたこと
・腰からお尻にかけて筋緊張が強かったこと
・足先の冷えが強く、下半身の血流が低下していたこと
・仕事による疲労やストレスが蓄積していたこと
が確認されました。
東洋医学では、気血の巡りが滞ることで痛みが起こりやすくなると考えます。
そのため今回は、生理痛だけでなく、身体全体のバランスを整えながら骨盤内の血流改善と自律神経の調整を目的に鍼灸治療を行いました。
治療内容
初回
全身の状態を確認したところ、腰部から骨盤周囲にかけて筋肉の緊張が強く、下半身の冷えも目立っていました。
腰部、仙骨周囲、下腹部に関係するツボと、足のツボを中心に鍼灸施術を行い、骨盤内の血流改善と自律神経の調整を行いました。
また、自宅では身体を冷やさないことや、軽いストレッチ、湯船に浸かる習慣についてもお伝えしました。
2〜4回目
次の生理では下腹部の痛みが以前より軽くなり、腰の重だるさも改善してきました。
引き続き骨盤周囲の血流改善を目的に鍼灸治療を継続し、身体の冷えも少しずつ改善がみられました。
患者さんからは「以前より楽に過ごせる時間が増えた」とのお話がありました。
5〜7回目
さらに次の月経では、生理中でも普段通り仕事ができるようになり、下腹部痛や腰痛も以前ほど気にならなくなりました。
身体の冷えも改善し、生理前の不調も軽減してきたため、症状の再発予防も含めて身体全体のバランスを整える施術を行いました。
8回目
3回目の月経では、生理痛はかなり軽減し、以前のようにつらさを感じることは少なくなりました。
患者さんご自身でも体調の変化を実感され、日常生活に支障がなくなったため施術を終了しました。
治療回数/期間
治療回数:8回
治療期間:約3か月
(月経周期に合わせて週1回程度の施術を実施)
結果と予防
約3か月の鍼灸治療により、
・下腹部の痛み
・腰の重だるさ
・生理中の日常生活への支障
・身体の冷え
はいずれも改善がみられました。
再発予防として、
・身体を冷やさない生活を心掛けること
・十分な睡眠を取ること
・軽い運動やストレッチを継続すること
・生理前に疲労を溜め込み過ぎないこと
をお伝えしました。
生理痛は子宮だけの問題ではなく、身体全体の血流や自律神経のバランス、筋肉の緊張などが関係している場合があります。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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