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正座すると痛む変形性膝関節症

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正座すると痛む変形性膝関節症

ご相談いただいた症状

・椅子や床から立ち上がる瞬間に、左膝のの内側や全体にズキッと強い痛みが走る

・膝が突っ張ってしまい、正座をすることができない(曲げきると激痛が走る)

・整形外科で「変形性膝関節症」と診断され、ヒアルロン酸注射を打っていたが痛みがすっきり引かない

・歩き始めに違和感があり、階段の昇り降り(特に降りる際)に膝に力が入らず、手すりが必要になっている

原因

変形性膝関節症による痛みは、軟骨の摩耗そのものだけでなく、関節の変形に伴う周囲の筋肉・靭帯の慢性的な炎症や硬直、そして関節液の循環不全が深く関与しています。

今回の患者さんは

加齢や姿勢の崩れに伴う、左膝関節の内側への過度な負担

膝を支える「大腿四頭筋(太ももの前)」や「内転筋(太ももの内側)」の筋力低下と過緊張

関節を包む膜(関節包)の柔軟性の低下
がみられ、立ち上がりや正座といった「膝に強い圧迫力や深い曲げが加わる動作」の際に、硬くなった周囲の組織が引っ張られて強い痛みが出ている状態と考えられました。

治療内容

初回〜初期(最初の1か月半:週2回ペース)
まずは強い炎症とガチガチに固まった筋肉の緊張を早期に引かせるため、高頻度での治療を開始。

超音波を用いて、膝の深部の炎症組織や硬化した関節包、筋肉の癒着部分へピンポイントでアプローチ

膝まわりの血流を促す鍼治療
を並行して行いました。施術を重ねるごとに、立ち上がる瞬間のピキッとする痛みの強さが和らいでいきました。

中期〜後期(後半の1か月半:週1回ペース)
経過が順調に良くなり、日常生活での動かしやすさが出てきたため、通院頻度を週1回に移行。
膝にかかる負担を減らすため、太ももやお尻の筋力トレーニング(リハビリ)を組み合わせながら、超音波と鍼で良い状態を定着させました。

治療回数/期間

治療回数: 18回

治療期間: 約3か月(当初は週2回、経過良好のため後半は週1回へ移行)

結果と予防
約3か月の計画的な治療により、立ち上がる際の左膝の痛みはほぼ消失し、手すりを使わずにスムーズに動作ができるようになりました。ガチガチだった関節の可動域も広がり、正座に近い状態まで膝を深く曲げられるまでに回復しました。

再発予防として

超音波治療で柔らかくなった膝まわりの状態を維持するセルフマッサージ

膝を内側に入れない(ニーインしない)ための、正しい立ち上がり方の指導

膝関節を支える太ももの筋肉(大腿四頭筋)の簡単な筋力トレーニング
をお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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