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手首の痛み(月状骨不安定症)

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手首の痛み(月状骨不安定症)

ご相談いただいた症状

・2〜3週間前から手首の甲側に違和感がある
・物をつかんで持ち上げるときや、手をつく動作で痛みが出る
・特に手首を反らす(背屈する)動作で痛みが増強
・整形外科では骨折はないと言われたが、仕事や家事で手を使うと再発する

原因

手関節の中央にある月状骨の不安定性が見られました。
周囲の靭帯の軽度損傷や弛緩により、月状骨の動きが不均衡となり、手関節の背屈・掌屈時に微小なズレや圧迫ストレスが発生。
その結果、手首の甲側痛やクリック感が生じていました。

また、デスクワークやスマートフォン操作などによる手関節の過使用・前腕筋群の緊張も
関節の安定性低下に関与していました。

治療内容

初回:
 手関節の可動域・疼痛動作を確認。背屈時の痛みと軽度のクリック音を認めました。
 前腕伸筋群の緊張を緩める手技を行い、手根骨のアライメントを整える調整を実施。
 施術後、動作時の痛みが軽減し、可動域が改善しました。

2回目〜:
 「仕事中に負担がかかると少し痛む」とのこと。
 前腕回外筋・回内筋バランスを整えるリリースを行いました。
 加えて、手首の安定化トレーニング(手根骨周囲筋の協調運動)を指導。

治療回数/期間

治療回数:6回 治療期間:約1ヶ月

手関節の安定性が回復し、日常動作や作業時の痛みもほぼ消失。
今後は再発予防として、
・前腕伸筋群・屈筋群のストレッチ
・手根骨安定化トレーニング
・長時間の手関節伸展位を避ける姿勢意識
をお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
「こんな症状でも診てもらえますか?」と
お気軽にお問合せください。