仕事中に急に顔が熱くなり汗が出る
ご相談いただいた症状
・デスクワーク中に突然顔が熱くなる。
・顔や首周囲から汗が出て、数分間続く。
・1日に何度か症状が出ることがある。
・夜間にもほてりを感じ、途中で目が覚める。
・人前で汗をかくことが気になり、仕事に集中しにくい。
・月経周期が不規則になってきている。
・婦人科で相談し、更年期に伴う症状の可能性を説明されている。
約4か月前から顔のほてりと突然の発汗が気になるようになり、仕事や睡眠への影響を減らしたいと考え来院されました。
原因
更年期には女性ホルモンの分泌が変動・低下し、体温調節に関わる仕組みに影響することで、突然顔や上半身が熱くなり汗が出るホットフラッシュがみられることがあります。
ホットフラッシュは日中だけでなく夜間にも起こり、睡眠の妨げになる場合があります。
今回の患者様は、身体の状態や生活習慣を確認すると、
・顔や首周囲に突然ほてりが出る。
・夜間にも発汗があり、睡眠が中断される。
・月経周期が不規則になっている。
・仕事が忙しい日に症状が気になりやすい。
・首肩周囲に筋緊張がみられる。
といった特徴がありました。
年齢や月経周期の変化、婦人科での説明などから、更年期に伴うホットフラッシュが関係している可能性を考えました。
ただし、顔のほてりや発汗には甲状腺疾患など別の原因が関係する場合もあるため、更年期症状と決めつけずに経過を確認しました。
治療内容
今回は首肩周囲の筋緊張や睡眠に伴う不快感への対応を目的として、鍼灸施術を行いました。
首・肩・背中・下肢などの状態を確認し、その日の体調に合わせて刺激量を調整しました。
また、ほてりの回数や夜間に目が覚めた回数を記録していただき、症状の変化を確認しました。
1〜2回目
初回施術後は首肩の張りが軽減し、身体が楽に感じられました。
2回目の来院時には、日中のほてりは続いていましたが、夜間に目が覚める回数が少ない日も出てきました。
仕事中の突然の発汗については、大きな変化はみられませんでした。
3〜4回目
夜間のほてりで目が覚める頻度が少し減り、以前より睡眠を取りやすくなっていました。
日中のホットフラッシュは引き続きみられましたが、症状が落ち着くまでの時間が短く感じられる日が増えていました。
仕事中は衣服を調整するなどの対策を取り入れ、症状への対応がしやすくなっていました。
5〜6回目
仕事中に顔がほてる回数が以前より少なくなり、汗が出ても落ち着いて対応できるようになっていました。
夜間に途中で目が覚める日も減り、翌朝の疲労感が軽くなっていました。
ただし、仕事が忙しい日には強いほてりが出ることもありました。
7回目
約3か月後には、仕事中のほてりや発汗が以前より気にならない日が増えていました。
夜間の睡眠も安定してきたため、7回目で定期的な施術を終了しました。
症状が完全になくなったわけではないため、婦人科での相談を継続しながら経過をみることにしました。
治療回数/期間
約3か月・7回の施術期間を通して、仕事中の顔のほてりや発汗が軽減し、夜間の睡眠も取りやすくなりました。
一方で、症状には波があり、完全に消失したわけではありませんでした。
日常生活での対策として、
・ほてりが出た際は衣服や室温を調整する。
・症状が出る時間帯や頻度を記録する。
・睡眠や休息の時間を確保する。
・症状が強い場合は婦人科で治療方法を相談する。
ことをお伝えしました。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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