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夕方になると首肩が重く頭がぼーっとする症例

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夕方になると首肩が重く頭がぼーっとする症例

ご相談いただいた症状

・40代女性。
・仕事はデスクワークが中心で、1日の多くをパソコン作業に費やしている。
・以前から肩こりは感じやすかった。
・ここ1〜2か月、夕方になると首から肩にかけて重くなることが増えていた。
・首肩の重さとともに、頭がぼーっとして仕事に集中しづらくなる。
・午前中は比較的調子が良い。
・15時頃から徐々に首肩の張りを感じることが多い。
・忙しくパソコンを長時間使用した日は症状が強い。
・休日は仕事の日と比べると症状が軽い。
・強い頭痛や吐き気はない。
・夕方になると仕事の効率が落ちることが気になり来院された。

原因

デスクワークと夕方の首肩の重さ
長時間のデスクワークでは、同じ姿勢でパソコン画面を見続ける時間が長くなります。

特に、
・首が前へ出た姿勢
・肩に力が入った状態
・長時間の座位
・休憩の少ないパソコン作業
などが続くと、首から肩、肩甲骨周囲の筋肉に負担が蓄積することがあります。

今回の患者様は朝から症状があるわけではなく、仕事を続けているうちに15時頃から首肩が重くなり、その後に頭がぼーっとして集中しづらくなることが特徴でした。

身体の状態を確認すると、
・首から肩にかけての強い筋緊張
・肩甲骨周囲の硬さ
・首を動かした時の張り
・長時間の座位姿勢による肩周囲の緊張
がみられました。

ただし、「頭がぼーっとする」という症状には、睡眠不足、疲労、食事、薬剤、貧血などさまざまな要因が関係する可能性があります。
そのため、首肩の緊張だけが原因と断定せず、仕事量や睡眠、症状が出る時間帯なども確認しながら経過をみることにしました。

治療内容

今回は首肩周囲の緊張が強かったため、鍼灸施術を行いました。

主に、
・首周囲
・肩周囲
・肩甲骨周囲
・背部
の状態を確認しながら施術しました。
強い刺激を加えるのではなく、施術後の身体の反応を確認しながら刺激量を調整しました。
また、仕事中に症状が強くなる傾向があったため、
・1時間程度を目安に一度席を立つ
・肩をすくめた状態でパソコン作業を続けない
・昼休みなどに短時間でも身体を動かす
・症状が出始める時間帯を記録する
こともお伝えしました。

今回は「肩こりが完全になくなったか」だけではなく、何時頃から症状が出るのか、頭がぼーっとすることで仕事にどの程度影響するのかを経過の指標としました。

施術後の経過
1〜2回目
初回施術後は首肩の重さが軽減しました。
翌日以降も仕事は通常通り行っていましたが、以前は15時頃から出ていた首肩の重さが、夕方近くまで気にならない日が出てきました。
頭がぼーっとする感覚も軽減していましたが、パソコン作業が特に長かった日には症状が出ていました。

3回目
仕事中に症状を感じる時間帯がさらに遅くなり、夕方になっても問題なく仕事ができる日が増えていました。
忙しい日は首肩の張りが出るものの、以前のように毎日のように頭がぼーっとして集中できなくなる状態ではありませんでした。
症状が改善してきたため、ここから施術間隔を空けました。

4回目
約2週間間隔を空けて来院。
通常の仕事量であれば夕方まで大きな症状はなく過ごせていました。
残業などでパソコン作業が長く続いた日に、首肩の張りと軽い頭の重さを感じる程度でした。
以前のように15時頃から仕事の効率が大きく落ちることはなくなっていました。

5回目
さらに約3週間間隔を空けて状態を確認しました。
繁忙日には軽い肩こりを感じるものの、頭がぼーっとして仕事に集中できなくなる症状はほとんど出ていませんでした。
自分でも休憩を入れたり、肩を動かしたりすることで調整できるようになっていました。
施術間隔を空けても仕事への支障がない状態が続いたため、5回目で今回の症状に対する定期的な施術を終了しました。

治療回数/期間

治療回数:5回
治療期間:約2か月
通院頻度:初期は1〜2週間に1回、その後2〜3週間に1回

結果と予防
今回の患者様は、午前中は比較的調子が良く、デスクワークを続けた夕方になると首肩が重くなり、頭がぼーっとして集中しづらくなることが特徴でした。
施術開始前は15時頃から症状を感じることが多かったものの、経過とともに、
15時頃から症状が出る
↓
症状が出始める時間が夕方へ遅くなる
↓
忙しい日にだけ症状が出る
↓
夕方まで仕事をしても支障がほとんどない
という変化がみられました。

約2か月・5回の鍼灸施術後には、
・首肩の重さが軽減
・夕方まで仕事を続けやすくなった
・頭がぼーっとする頻度が減った
・集中力が落ちて仕事に支障が出ることがほとんどなくなった
・症状が出ても自分で休憩を入れて調整できる
状態となりました。

再発予防として、
・長時間同じ姿勢を続けない
・パソコン作業の途中で定期的に席を立つ
・肩に力が入っていないか確認する
・首肩を軽く動かす時間を作る
・忙しい時ほど休憩を意識する
ことをお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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