肩のトレーニングをした翌日から頭痛と気持ち悪さが出る症例
ご相談いただいた症状
・日頃からデスクワークをしている20代男性。
・仕事中はパソコンを見る時間が長く、以前から首や肩が凝りやすかった。
・もともと頭痛が起こることもあった。
・趣味で定期的にトレーニングを行っている。
・最近、肩のトレーニングを行った翌日から頭痛が出ることが増えてきた。
・トレーニング当日よりも翌日に症状が出ることが多い。
・頭痛が強い時には気持ち悪さを感じることもある。
・肩のトレーニング後は首から肩にかけて張りが強くなる。
・仕事で長時間パソコンを使用すると肩こりも強くなる。
・肩周囲の緊張を少しでも軽減したいとのことで来院された。
原因
肩のトレーニング後に起こる頭痛について
頭痛にはさまざまな種類があり、必ずしも肩こりだけが原因とは限りません。
特に今回の患者様は、以前から頭痛があり、症状が強い時には気持ち悪さも伴っていました。
そのため、「肩が硬いから頭痛が起きている」と決めつけず、頭痛の出方を確認したうえで施術を行いました。
一方で、首や肩周囲の筋緊張が強い場合には、それに伴って頭部の痛みや重だるさを感じるケースもあります。
今回の患者様は、
・日常的なデスクワーク
・長時間のパソコン作業
・もともと肩が凝りやすい
・肩のトレーニングを定期的に行っている
・トレーニング後は首肩の張りが強くなる
という状態が重なっていました。
身体を確認すると、
・左右の僧帽筋の強い緊張
・首から肩にかけての張り
・肩甲骨周囲の筋緊張
・デスクワーク姿勢での首肩への負担
がみられました。
特に肩のトレーニング後は、もともと緊張しやすい首肩周囲へさらに負担が加わり、翌日まで張りが残っている状態でした。
今回は頭痛そのものを断定的に診断するのではなく、強く緊張していた首肩周囲を中心に施術し、頭痛の頻度やトレーニング後の変化を確認していくことにしました。
治療内容
1回目
初回来院時は首から肩にかけての緊張が強く、特に僧帽筋周囲に硬さがみられました。
肩をすくめる動作でも首肩周囲に張りを感じていました。
頭痛については、
・いつから起きているか
・トレーニングとの時間的な関係
・気持ち悪さの有無
・普段の頭痛との違い
・しびれや力の入りにくさなどがないか
を確認しました。
普段経験している頭痛と大きく異なる症状や神経症状はみられなかったため、首肩周囲の状態を確認しながら施術を行いました。
特に緊張の強かった、
・僧帽筋周囲
・肩甲骨周囲
・首から肩にかけて
を中心に手技療法を行いました。
施術後は肩の張りが軽減し、首肩を動かした時の重さも楽になりました。
一度肩のトレーニング強度を落とし、症状の変化を確認してもらうことにしました。
2回目
約1週間後に来院。
施術後数日は肩が軽く、デスクワーク後の張りも以前より軽減していました。
この期間は肩のトレーニングを控えていたこともあり、強い頭痛や気持ち悪さは出ませんでした。
ただし、仕事が忙しく長時間パソコンを使用した日は、夕方になると首肩の張りが強くなっていました。
首肩から肩甲骨周囲への施術を継続し、仕事中も長時間同じ姿勢を続けないようお伝えしました。
3回目
2回目から約2週間後に来院。
肩の状態が落ち着いていたため、重量を落として肩のトレーニングを再開していました。
以前より負荷を下げ、セット数も減らしたところ、翌日に肩の張りはあったものの、以前のような強い頭痛は出ませんでした。
気持ち悪さもありませんでした
一方で、トレーニング後は僧帽筋周囲の緊張が強くなる傾向が残っていました。
施術を継続し、肩の種目を行う際には首をすくめた状態で無理に重量を扱わないことや、急に元の重量・セット数へ戻さないことをお伝えしました。
4回目
3回目から約3週間後に来院。
肩のトレーニングは通常に近い内容まで戻していました。
トレーニング翌日に軽い肩こりを感じることはありましたが、以前のように頭痛が毎回出る状態ではなくなっていました。
デスクワークが長時間続いた日は頭が重く感じることがあるものの、気持ち悪さを伴う強い症状は出ていませんでした。
頭痛を完全にゼロにすることを目標とするのではなく、肩のトレーニングや仕事に支障が出る頭痛が減り、自分で負荷を調整できる状態となったため、定期的な施術はここで終了しました。
治療回数/期間
治療回数:4回
治療期間:約1か月半
今回は、
デスクワークで日頃から肩が凝りやすい
↓
肩のトレーニング後に首肩の緊張が増加
↓
翌日から頭痛が出る
↓
強い時には気持ち悪さも伴う
↓
肩トレーニングの強度を一度落とす
↓
首肩周囲への施術を継続
↓
重量・セット数を抑えて肩トレーニング再開
↓
徐々に通常のトレーニングへ戻す
↓
頭痛が毎回出る状態ではなくなる
という経過となりました。
結果と今後
今回の患者様は、以前から頭痛があり、デスクワークによる肩こりも感じていました。
そこへ肩のトレーニングによる負荷が加わり、トレーニング翌日になると頭痛が出やすくなっていることが特徴でした。
身体を確認すると首から肩、特に僧帽筋周囲の緊張が強くみられました。
今回は施術だけでなく、一度トレーニング強度を落とし、
・使用重量を下げる
・セット数を減らす
・症状を確認しながら元へ戻す
・デスクワーク中も同じ姿勢を続けない
という調整も行いました。
約1か月半・4回の施術後には、通常に近い肩のトレーニングを行っても、以前のように翌日必ず頭痛が出る状態ではなくなりました。
今回のように、筋トレ後に頭痛が出る場合でも、すべてが首や肩の筋肉の緊張によるものとは限りません。
当院では、頭痛がいつ出るのか、普段の頭痛と違いがないか、仕事やトレーニングとの関係はどうかなどを確認したうえで、身体の状態に合わせて施術を行っています。
そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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