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朝4時頃に目が覚めてそのまま眠れない状態が続いている症例

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朝4時頃に目が覚めてそのまま眠れない状態が続いている症例

ご相談いただいた症状

・3か月ほど前から朝早く目が覚めるようになった。
・以前は23時頃に就寝し、6時半頃まで眠れていた。
・最近は4時〜4時半頃に自然と目が覚めることが多い。
・トイレに行きたくて起きるわけではない。
・一度目が覚めると仕事の予定などを考えてしまい、そのまま眠れない。
・寝つき自体は良く、布団に入ると比較的すぐ眠れる。
・朝早く目が覚めた日は夕方になると強い眠気や疲労感を感じる。
・休日も同じような時間に目が覚めてしまう。
・仕事が忙しくなった時期から症状が目立つようになった。
・首肩の張りや身体の疲労感も続いていたため来院された。

原因

朝早く目が覚めて眠れなくなるのはなぜ?
予定している起床時間よりもかなり早く目が覚め、その後眠れなくなる状態は「早朝覚醒」と呼ばれることがあります。

早朝に目が覚める背景には、
・仕事や生活上のストレス
・睡眠時間や生活リズムの変化
・加齢による睡眠パターンの変化
・飲酒やカフェインなどの生活習慣
・睡眠環境
・気分の落ち込みや不安
・睡眠に関係する病気
など、さまざまな要因が関係することがあります。

今回の患者さんは、
・寝つきには問題がない
・夜中に何度も起きるわけではない
・4時〜4時半頃に目が覚める
・一度目覚めると仕事について考えてしまう
・仕事が忙しくなった頃から症状が目立つ
・睡眠時間が短くなった日は夕方の疲労感が強い
という特徴がありました。

身体の状態を確認すると、
・首肩周囲の強い緊張
・背中の張り
・仕事後の疲労感
・長時間のデスクワークによる身体のこわばり
などもみられました。

今回は早朝覚醒の原因を一つに決めつけるのではなく、仕事の負担や生活リズム、身体の緊張なども確認しながら鍼灸を行うことにしました。

治療内容

1回目
初回来院時は、特に首肩から背中にかけて強い緊張がみられました。
仕事が忙しい時期が続いており、朝4時頃に目が覚めると、
「今日やらなければいけないこと」
を考え始め、そのまま眠れなくなることが多いとのことでした。

今回は身体の状態を確認しながら、
・首肩周囲
・背中
・腹部
・手足
などに鍼灸施術を行いました。
また、早く目が覚めた時に何度も時計を確認しないことや、休日も起床時間を大きく変えすぎないことなど、普段の睡眠習慣についても確認しました。

2回目
初回から5日後に来院。
まだ4時台に目が覚める日はありましたが、一度だけ5時半頃まで続けて眠れた日がありました。
また、早く目が覚めても20〜30分ほどして再び眠れた日もあったとのことでした。
ただし、仕事が忙しかった日の翌朝は4時頃に目が覚め、そのまま眠れない状態が残っていました。
身体の緊張も残っていたため、鍼灸施術を継続しました。

3回目
2回目から約1週間後に来院。
以前はほとんど毎日のように4時〜4時半頃に目が覚めていましたが、この1週間は5時頃まで眠れる日が増えていました。
4時台に一度目が覚めても、その後再び眠れる日もありました。
夕方の強い眠気も以前より少なくなっていました。
症状に変化がみられてきたため、ここからは施術間隔を空け、普段の生活を続けた状態で睡眠が維持できるか確認することにしました。

4回目
3回目から約2週間後に来院。
この2週間は、5時半〜6時頃まで眠れる日が増えていました。
仕事が特に忙しかった翌朝に4時台で目が覚めたことはありましたが、以前のように連日続くことはありませんでした。
また、予定より早く目が覚めても「また眠れないかもしれない」と考えることが減り、そのまま再び眠れる日も増えていました。
朝の睡眠時間が確保できるようになったことで、夕方の疲労感も軽減していました。
鍼灸施術を行い、さらに間隔を空けて経過を確認しました。

5回目
4回目から約3週間後に来院。
通常は5時半〜6時半頃まで眠れるようになり、4時頃に目が覚める日はほとんどなくなっていました。
仕事が忙しい時には5時前に目が覚めることもありましたが、その後再び眠れることが多く、日中の生活に影響するほどの睡眠不足は感じなくなっていました。
寝つきについても以前と変わらず問題ありませんでした。
3週間施術間隔を空けても状態が大きく戻らなかったため、定期的な鍼灸施術はいったん終了し、睡眠の状態をみながら経過観察としました。

治療回数/期間

治療回数:5回
治療期間:約7週間
通院頻度:初回から5日後→1週間後→2週間後→3週間後と徐々に間隔を空けて施術

今回の経過は、
4時〜4時半頃に目が覚め、そのまま眠れない
↓
寝つきは問題ないが睡眠時間が短くなる
↓
身体の状態を確認しながら鍼灸施術
↓
2回目:5時半頃まで眠れる日が出てくる
↓
3回目:5時頃まで眠れる日が増える
↓
施術間隔を2週間空ける
↓
4回目:5時半〜6時頃まで眠れる日が増える
↓
さらに3週間経過を確認
↓
5回目:通常は5時半〜6時半頃まで眠れる状態に
↓
定期的な施術を終了し経過観察
となりました。

結果と予防
今回の患者さんは、寝つきが悪いわけではなく、予定している起床時間より2時間ほど早く目が覚め、その後眠れなくなることが主な悩みでした。

約7週間の鍼灸施術によって、
・4時頃に目が覚める日が減った
・5時半〜6時半頃まで眠れる日が増えた
・途中で目が覚めても再び眠れる日が増えた
・夕方の強い眠気が軽減した
・朝の睡眠不足感が軽減した
・首肩や背中の緊張が軽減した
といった変化がみられました。

今回は毎週同じ頻度で施術を続けるのではなく、状態の変化に合わせて5日→1週間→2週間→3週間と施術間隔を徐々に空けました。
間隔を空けても早朝覚醒が以前の状態まで戻らないことを確認し、定期的な施術を終了しています。
また、睡眠の状態を維持するため、
・休日も起床時間を大きく変えすぎない
・早く目が覚めても何度も時計を確認しない
・夕方以降のカフェイン摂取量に注意する
・就寝直前まで仕事を続けない
・日中に適度に身体を動かす
・眠れないことを必要以上に意識しすぎない
こともお伝えしました。

そのほかのお悩みへの改善例も多数ございます。
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